どうも私には多発性硬化症と言う病気に対する深刻さが欠けているらしい
この病気がまだ治療法のない、それなりに大変な病気だと言う事は理解しているつもりだが
交通事故で車いすの生活を7年、寝たきりで3年過ごした父の
車の運転が出来ない母の為、父のリハビリや、日常的な用事の足代わり
介護の手伝いをほとんど毎日通いでやっていて
父が亡くなってすぐに倒れた母を在宅介護するためのいろいろなこと
私は母がパートに行っていて、幼稚園の時から鍵っ子だったので
鍵っ子ってわかるかな、今みたいに児童館で子供を見てもらう
なんて無かったから、学校から帰っても家に誰もいない子は
お家のカギを首にぶら下げいて、自分でカギを開けないとお家に入れない
そのせいか、「お帰りなさい」が言えるお母さんに成りたくて
そんなことしてたら外では働けない。
そこで内職を月に6万ぐらいになるようやっていた
そんななかでも楽しい事はいろいろあったし、あんまり大変だとも思ってなかった気がする
入院して何もすることが無くて、いろいろ考えて辿り着いたのが
それでも頑張ってきたよね だった
今回の病気の事は、周りに迷惑かけてはいるけど
熱を出すのもうまく歩けないのも私の事で、
誰かを心配することじゃない 心配はしてもらってるけど
主治医の先生からはっきりした病名の宣告は一度もなくて、
なんとなく知るようになって、先生もそれで知ってる扱いで私と話をする
診察室で家族とともに話を聞いたなんてことが無かったりする
病気の事はネットで調べれば一般的な情報は得ることが出来る
せっかくだから病名の宣告、改めて先生にしてもらうと
もうちょっと自分が大変な病気だと言う自覚が出て来るのかな?