腰塚講演会 その2 | ヒロシマ平和公園の四季

ヒロシマ平和公園の四季

「ヒロシマのこころ」とは、報復の連鎖を断ち切ること。
広島平和公園の碑めぐりのガイドをしている"たっちゃん"が、
平和公園の四季を通じて「ヒロシマのこころ」を届けます。

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講師の腰塚さんは、社会復帰後さまざまな人との出会いを経て自らに対して「5つの誓い」を立たという。深い悲しみを乗り越えて誓った5つの人生信条とは
【1】口は…人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう
【2】耳は…人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう
【3】目は…人のよいところを見るために使おう
【4】手足は…人を助けるために使おう
【5】心は…人の痛みがわかるために使おう
この言葉を胸に生きましょう、そうすれば目の前の幸せが見えてくるという。

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腰塚さんは「ドリー夢メーカー」を持とうと呼びかけた。それは奇跡のギフトをくれた人でもあるという。さらに具体的に「パワーチャージャー(力を秘めた人)、「リスクテイカー(辛さを共有できる人)、「モデル(理想にできる人)、それに暖かい精神の「ほっとマン」、フレキシブルな「スイッチマン」などなど熱い言葉が次々に飛び出した。

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腰塚さんは震災被害を目の当たりにして、「生かしてもらっている命」を再認識したという。彼は「苦しい時助けてくれる人がいると知ったから、自分を必要としている人がいると知ったから、自分の命も人の命も傷つけないと決めました」と涙ながらに語った。

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腰塚さんは観客に正解のない3つの質問をした。失って本当に困る大切なものは何か、それを失ってからどう行動するか、今ある大切なものを見つめよう。そうすると今ある幸せに気づき、きっと夢が広がるでことしょう、と優しく語りかけた。