3番目の妹から連絡が入り
親父宅で夕食をご馳走になる

相変わらず
親父だけ通夜のようだ
継母の次は2番目の妹のことで
頭を悩ませている

2番目の妹は
幼少期に階段から落ち
足を引きずっていたが
親父の側に戻ってから
手術をして元通りに
動くようになっていたが
昨年から調子が悪く
その事が親父の耳に入り
落ち込んでいるようだ

足が悪いまま
中学から入寮し
家を離れた妹を
すこぶる大切にしている
継母との結婚も
1番最初に報告をし
許可をもらったくらい
大切にしている

兄としては心配だが
親として娘に何一つの
感情も抱かないことが
自分でも不思議だ
親父の背中を眺めながら
思い巡らせてみるが
忘れたいという気持ちしか
湧いてこない
これが愛の違いか
育ててきた違いか

予想だが、親父は
無理はしてないだろうか
走り回ってないだろうか
無限に湧き出る心配を
一人でしてるのだろう
予想だが、妹は
ドタバタしながら
走り回り
普段と変わらぬ生活を
していると思っている
( ᐕ)?多分



今日の夕食は
鮪、サーモン丼と鰹

3番目の妹の大好物は刺身だ
妹は子供の頃から刺身が好きだ

妹は肺が一つで生まれたが
親父は健常者と同じように育て
そのおかげか
負けん気だけは強い

こちらも親父のめんこだ
妹は笑顔で食べ
親父は優しい目だ
写真では切れているが
俺の丼にはデカい海苔が
刺してある
親父はどうにも
イタズラが好きらしい


元気はないが
女好きは変わらずで
良かったと思うてへぺろチョキ
継母に怒られることを
祈っているニヤ