はり・きゅう専科 陽明庵のブログ

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鍼灸治療に関すること、院長の雑感などをアップします。
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こんにちは。陽明庵おおかわ ずいうんです。
実は10日間ほど絶食生活をしていました。
(正確にはそうせざるを得なかったのですが)

 

逆流性食道炎の発作とそれに伴う

回転性のめまいがひどく、

日常生活に支障が出るレベルのものでした。

 

上を向けない、下も向けない、食べ物を受け付けない。

夜寝ることもできないといった具合で、

正直かなり心が折れました

 

大病ではないかという不安がよぎったりもしましたが、

その一方で、これは滅多にないチャンスだという

気持ちがむくむくとわき上がってきました。

そこで、自身を実験台にして自力で治すことに決めました。

 

 

まずはファスティング(断食)情報を積極的に求めました。

食べられない期間を逆手にとって

この絶食状態をファスティング療法の時間に昇華しようと考えたのです。

 

今はネットによって手軽に有用な情報を

入手できるすばらしい時代です。

 

(途中経過は割愛します)

 

 

2週間経った現在では体調はすっかり回復しました。

今はファスティング回復期の食事をしていますが、

栄養がダイレクトに吸収される感覚があります。

 

そして絶食の結果、身体疲れなくなりました。

以前は食後片づけが肉体的にも

辛かったのですが、今は自然とやりたくなります

 

いやいやではなく楽しい後片付け。

すべきことを楽しんでやれるのは

何物にも変え難いプレゼントです。

 

 

いつもは食後の自由時間短く感じられ、

雑用に費やすのがもったいない気分でしたが、

一切それを感じなくなりました。

 

(寝るまで)あと2時間しかない』

から

『あと2時間もある』

 

といった意識変化

頭で考えるのではなく自然発生的に起こりました。

 

さらには、

食材の身体に与える作用が今まで以上に

鋭敏に感じられるようになりました。

の感受性も違います。

 

これが一時的なものなのか、

身についたものなのかはまだ分かりません。

 

しばらくは少食を続けてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

糖尿病は太古の昔からある病気です。
重症化するとなかなか厄介な病気と言われています。

 

 

以下、よく知られていることですが
現代病理学的な説明です。

 

食事をすると血糖値が上がります。
するとすい臓インスリンが作られて
その力でブドウ糖を各組織に送ります。
そうすることで手足が栄養される仕組みになっています。




糖代謝に必要な

 

インスリンが産生されない

又は

体がインスリンを受け入れない

状態が続くと糖尿病になります。

の状態はインスリン抵抗性が高い

表現されます。

 

 

一般的にインスリン抵抗性が高い人は

大食漢でありながらなかなか太れない

もしくは

栄養が手足の肉にならない

傾向があると言われています。

 

 

 

実はインスリン抵抗性については

漢方医学の診察学でも一致が見られます。

以下、漢方的見立てを説明します。

 

糖尿病予備軍の方はまず胃が弱いことが多いです。

 

胃が主どるのは

①肌肉(≒筋肉)

②四肢(手足)

③甘い味

です。

 

手足の筋肉に栄養がいかないというのは

まさに先ほどのインスリン抵抗性の問題です。

 

 

 

生まれつき病的に身体が堅いとか、例えば

健康な10代・20代で、よく食べてよく鍛えているのに

筋肉が大きくならない人など、原因として

インスリン抵抗性の高い場合があるということです。

 

 

※一説では脾(≒脾臓)を現代のすい臓と考える人もいます。
脾胃は同じ仲間の経絡(鉄道で言えば路線)です。


 

ちなみに腹診をすると、
検査数値が正常な人でも

四肢や甘味の所見が出ていること

多いです。あまりに多いので

いやがおうにも意識させられます。

尋ねてみると大抵の場合、糖尿の家族暦があったりします。

 

 

食事療法と運動療法で改善できるそうですが、

鍼灸併用すると相乗効果が期待できます。

 

血液検査で高血糖もしくはやや高いと診断されたら

早めの対策が大事です。

進行してしまうとなかなか良くなりません。

 

こんにちは。
今回は立冬の養生法を

ご紹介します。

冬は冬眠の季節ですね。
人間は冬眠しませんが
かつてエサの少ない時期だったのは
間違いないですね。
当然人体のプログラムも
そのように組まれています。

今の時期は一年で最も太っている時期ですから、
余った栄養を今度は使っていきます。

だから食べすぎはご法度です。
土用に摂った栄養が身体に回らず

滞ってしまうと、

身体が重くなり、
体液の余りが

大量の鼻水といった形で
現れます。

 

まずは食べるのを減らして、
排泄をしっかり行うのが大事です。

食べ物は白菜・大根を中心に
食べます。肉は豚肉です。

そして早寝オソ起きです。
暗くなったら寝る、
朝日が差して
暖かくなったら起きる。

ぜひやってみてください。


みなさん、こんばんは。

はり・きゅう専科陽明庵おおかわ ずいうんです。

になりました。まだまだ暑いのですが
身体秋の準備が始まっています。

 

 

黄帝内経素問によりますと、

 

『身体の内側一陰が生ずる』

 

とあります。

 

 

つまり身体内部の冷えはすでに始まっている

という意味ですね。

 

 

これからは身体内部に気血をためる、

植物に喩えれば

種を作る準備期間です。

 

 

発汗の治療が必要な場合でも

治療後に汗が引いて毛穴が閉まっていることが大事です。

 

毛穴が開いたままですと

そこから寒気が入り込んで

寒気に襲われます。

いわゆるエアコン風邪です。

 

これは頭痛薬や風邪薬ではなく、

漢方薬鍼灸の適応になります。

 

 

そして、秋の食養生です。

秋は葉物を徐々に減らして

根菜類・豆類・北方の料理

移行してゆきます。

 

そして、

らっきょうの代わりが玉ねぎ

キャベツの代わりが白菜

あと、重点的に摂取したいのが

大根です。

 

 

身体は暦と同時に変化しますが、

食の旬は徐々に移り変わりますので

夏野菜も旬な地物は食べつつ

上記の食材を意識すると良いでしょう。

 

 

では、みなさま良い養生を!

 

 

みなさん、こんにちは。
遅くなりましたが今回は

夏の土用における治療と食養生について

要点を述べようと思います。

 

今年の夏土用は8月6日までになります。
治療に関しては夏の延長線上ですが、

原則的に発汗できることが目的になります。

今の時期、身体の内側に熱がこもると

様々な不調に見舞われます。

熱中症状などは典型的な例ですね。

発汗作用の鍼をすると、
体内の熱が体表に浮かんできます。
すると緩やかに発汗してきます。
脈も沈脈はなくなります。

運動を通じた普通の発汗と異なるのは

体内の熱気が散る感覚があり、同時に
身体が軽くなって心臓の負担が軽くなることです。

(体力のない患者さんは除く)

8月7日を過ぎると秋になりますので、
体内の冷えを防ぐ方向にシフトします。
今しかできない治療法ということになりますね。

 

これだけ暑いとほとんどの人が
黙っていても汗だくになるかとは思いますが、
体内の熱を意図的に散らすことで
劇的に身体が変わります。

食養生については、
野菜は夏同様、葉物中心になりますが、
肉は牛肉、穀物はもち米が有効です。

では皆様、よき養生ができますよう!