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鉄道模型趣味(TMS)の最新号を買ってきた。通巻990号で、いよいよ1000号へのカウントダウンが始まる。月刊誌で1000号を達成した事例はなかなかないのではないか。初めてTMSを手にしたのはまだ小学生だった我が模型鉄道の社長も、その4分の3ほどの歴史を共有させていただいたことになる。
さて、模型雑誌のお楽しみの一つが広告。この号の広告で目についたのが「モデルワークス」のものだった。「60ヶ月後に閉店を予定」という閉店予告で、予告なしの突然の閉店で迷惑にならぬようにと書かれている。同店には何度かお邪魔しているが、いろいろな意味であのご主人らしいな・・とニンマリしてしまった。
レーザーカットで加工した、古めの車両やストラクチャーのペーパーキットを発売している同店だが、アイテムの選定から設計ポリシーまで、その製品群は独自の境地を行くもの。個性が強い分、さまざまな意見を聞くが、趣味の世界なので楽しみ方はそれぞれで良いと思う。
5年後の閉店予告、それまでどんな活動が展開されるのか楽しみに拝見させていただこう。
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ちなみに同店は流鉄流山線の線路際に位置しているので、目の前を電車が通過していく。線路をはさんで反対側にある飲食店は、そのままストラクチャーとしてキット化されたことがある。