新幹線のおしぼり | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 東海道新幹線の「のぞみ」と「ひかり」のグリーン車でサービスされる「おしぼり」が広く一般に販売されることが話題になっている。
 使い捨てタイプなのだが、不織布を使った品質が高いもので使い勝手が良い。

 広げるとかなり大きいサイズだし、厚手なのですぐには乾燥しない優れモノ。早速、情報番組でも紹介されていたが、新幹線の乗車時間である3時間程度はウエット状態を保てるように考案されたらしい。
 素材がしっかりしているので、持ち帰って掃除用などにも重宝する。乾燥したらまた濡らせばよい。頒布本数は50本入りからで、1本あたり30円ちょっとだからこれは売れそうだ。
 不満なのは「こだま」のグリーン車だともらえないこと。時間はかかるが空いているので「こだま」愛好者なのだが、グリーン料金は同じなのだから何とかしてほしい。パーサーが乗務していないのと、各駅停車で乗り降りが激しいのでチェックが面倒で逃げているようだ。
 おしぼりサービスが伝統だったのが近鉄特急。昔は全列車で熱々の布おしぼりのサービスがあった。昭和の終わり頃に紙おしぼりに変わったが、アーバンライナーだけは布おしぼりを継続していた。ただし、すぐに回収に来るのでちょっと慌ただしかった思い出がある。
 その後、アーバンライナーも紙おしぼりとなった。座席配布もなくなり、必要な場合は乗降デッキに設置された箱から自分でとるスタイルになっている。

 観光特急「しまかぜ」がデビューした時、布おしぼりが復活するのではと期待したが、袋にロゴが描かれた紙おしぼりだった。座席配布サービスが復活しただけでもマシと考えるべきかな。