近鉄特急23000系「伊勢志摩ライナー」30周年 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 志摩スペイン村へのアクセス特急として登場した近鉄23000系「伊勢志摩ライナー」が営業運転を開始したのは、1994年3月15日だったから本日でちょうど30年が経ったことになる。
 そこで当ブログでは30周年記念として、デビュー時の見学試乗会で撮影した画像をお目にかける。


(↑ 伊勢志摩ライナーの頭文字をとったロゴ)

(↑ 大きな窓がカフェコーナー)

(↑ 大きな窓が並ぶサロンシートカー)
 1988年に登場した21000系「アーバンライナー」をベースに、リゾート特急用としてのアレンジを施した感じの「伊勢志摩ライナー」。しかしながら、性能面では新世代へと進化しており、21000系の抵抗制御からVVVFインバータ制御へ、シュリーレン台車からボルスタレス台車へと変わっている。近鉄特急初の最高時速130キロ運転を実現した電車でもある。

(↑ 広々とした運転席)

(↑ デラックスシート)

(↑ シート間に荷棚があるサロンシート)


 23000系は6編成が製造され、名古屋、大阪、京都から伊勢志摩方面への特急として活躍。登場時からほとんど変化なく使われてきたが、18年が経過した2012年からリニューアル更新が行われている。
 全面的に内装デザインがリニューアルされた他、喫煙室の設置により全客席が禁煙になった。この喫煙室も今年の3月1日から使用中止となり、車内ではタバコが吸えなくなっている。
 リニューアルに際して、半数(奇数番号編成)の外部塗装が黄色から赤色に変更され、近鉄特急車をさらにカラフルにしている。
 23000系「伊勢志摩ライナー」の16番スケールの模型はこちらをどうぞ。