DD51 北斗星牽引機 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 寝台特急「北斗星」が青函トンネルを通って北海道に入り、函館駅に着く。ここから終着である札幌駅までの非電化区間の牽引を担当するのがDD51型ディーゼル機関車。重連運用で、もてる性能一杯の時速95キロで走り続ける力走を見せていた。

 当鉄道で「北斗星」牽引を担っているのは、またまた天賞堂のカンタムサウンド機関車。サウンド的には、ディーゼル機が一番面白いと思う。

 2輌のDD51のうち、1輌の片台車が駆動しなくなるというトラブルに見舞われ、修理に出した顛末は以前にUP している。修理完了の際、動作確認はしたものの、それ以降本格的に走らせる機会がなく、この度、久しぶりに箱から出した。

 運転を始める前に、窓ガラス・パーツを補修。この機関車は、ハメコミ式の窓ガラスがよく外れて落ちる。以前の運転会でも走行中に落し物をし、探し回ったことがある。そこで、取り付けが緩い窓をチェック、極少量の接着剤で固定した。



 いざ、発進! ところがまたまたトラブル発生。何とサウンドが全く鳴らないのだ。スーっと無音で走行する。また壊れたか…と思ったものの、付属の磁石でリセットしたらサウンドが復活した。

 ヤレヤレと、久しぶりに重連で走行。ところがまたまたトラブル発生。2輌のスピードが全く合わず、協調運転とならない。何だ、この状況は…。


 しばらく考えていたが、そう言えば、カンタム機の運転には「規制制御」と「通常制御」という二つのモードがあることを思い出した。どうやら、2輌の機関車が別々のモードになっているようで、このモードは初期化しても変わらないようだ。

 そこで、モード設定をやり直してみると、以前のような重連運転が出来るようになった。このようにカンタム機の使いこなしは、何かと面倒な部分がある。購入者たちは、使いこなしているのだろうか?

 テストが終了したので、1輌しか貼っていなかったナンバープレートを貼り、ついでにヘッドマークも付けた。製品の付属品はヘッドマーク座のみなので、KATOの分売パーツを使用。上部のステーが当たって、少し前のめりになっているので、もう一段の調整をしようと思っている。

 ちなみに、このKATOのヘッドマーク、上部の円弧の中央に一本支柱が通っているが、実車にはないもの。強度維持のためか、あるいは単なるミスか…?