帯状疱疹ワクチンの接種を受けてきました。

特に50代から、加齢するにつれ帯状疱疹の発症率が高まり、80歳までに約3人に1人が発症、患者の約7割が50歳以上だそうです。
 


予防のためのワクチンには「生ワクチン(ビケン)」(7,000〜8,000円)と「不活化ワクチン(シングリックス)」(20,000〜25,000円を2回)の選択肢があり、有効率とその効果の及ぶ期間とも圧倒的に後者が勝ります。

「コスパ」を考えた上でもシングリックスを選択した(せざるを得なかった)のは、実は主たる効果(帯状疱疹の予防)ではなく、副次的効果へのひそかな(大きな)期待がその理由になります。


30年来悩まされてきた持病「群発頭痛」の抑制に効果あり、ということが近年の研究で明らかにされました。
体内に潜む帯状疱疹ウィルス(の活性化)が、ある周期で発症する群発頭痛に関与しているというのです。

この夏にも散々苦しめられたこの忌まわしき持病が向こう10年ほども発症しないのなら(保証はないが)、22,000円(接種を受けたクリニックでの価格)✕2回なんて安いもの(実際にはそう思っていない)。

接種前にクリニックの先生がものすごく親切丁寧に説明をしてくださいました。
特に不活化ワクチンの、生ワクチンに対する優位性について、とはいえ高価なワクチンなので十分に理解した上での接種希望に相違ないことを確認することが大事な目的なのだと思われます。
話の中で「実は群発頭痛を持ってまして」と伝えるや、「それはお辛いですね」と非常に理解を示してくださったとともに「なるほどそういうことだったのですね」とすごく納得されました。
「お若い(来月56になるんですけど)のにと少し不思議に思っていたんです」と。
この年齢での積極的な接種希望者(しかも高価な方)はまだまだレアだということでしょうか。


副反応がきつめではありましたが、副次的効果を期待してまた2カ月後、2回目の接種を受けにいきます。


まーくん糖質注意