3月のまちなかシネマ+α | 「子どもを守る結城市民」のブログ

「子どもを守る結城市民」のブログ

茨城県西地域から
ゆるゆるスタンスでできる事を継続していきます。
空気は読んでも流されない。

知る・考える・市民上映会 まちなかシネマ+α
https://www.facebook.com/machicine/


3月11日(土)はシリア・中東情勢を題材とした映画「シリア・モナムール」の上映とゲストトークの2部構成です。


ゲストトークには中東ジャーナリスト 川上泰徳 氏をお招きし、シリア及び中東情勢について映画内容とあわせてレクチャーしていただきます。イラク戦争や「アラブの春」、そしてなぜ「イスラム国」が出てきたのか。なぜ、いまのような混乱になっているのか、川上氏が現地で経験したことを織り交ぜて解説いただきます。

 

映画鑑賞と井戸端会議。持続可能な社会について知る・考える場を共有しませんか?

 

●日 時:2017年3月11日(土)
●参加費:1,500円(高校生無料)※ゲストトーク込みの料金です。
●定 員:各回100名
※予約・当日参加共に定員に達し次第受付終了。
※混雑が予想される場合がございますので、ご予約をお勧めいたします。ご予約は本イベントページ内チケットURLもしくは下記E-meilまで。


15:00~16:40 1回目上映 
16:55~18:15 ゲストトーク
(中東ジャーナリスト 川上 泰徳 氏)
18:30~20:10 2回目上映


●会 場:小山生涯学習センター ホール
※栃木県小山市中央町3-7-1ロブレ6F※小山駅西口徒歩3分※ロブレ有料駐車場あり
●問合先 mail : takalocach@gmail.com tel : 070-5593-9727 (小林)
●主 催:子どもを守る結城市民の会


(川上 泰徳 氏 プロフィール)
大阪外語大アラビア語科卒、学生時代にカイロ大学留学。朝日新聞社でカイロ、エルサレム、バグダッドなどに特派員、編集委員として駐在。パレスチナ紛争、イラク戦争、「アラブの春」など取材。
中東報道で2002年度のボーン・上田記念国際記者賞受賞。現在は夏・秋は中東、冬・春は日本と、半々の生活でフリーランスとして活動。 著書に新刊「『イスラム国』はテロの元凶ではない グローバル・ジハードという幻想」(集英社新書)「中東の現場を歩く」(合同出版)「イスラムを生きる人びと」(岩波書店)「現地発エジプト革命」(岩波ブックレット)「イラク零年」(朝日新聞)
ニューズウィーク日本版や朝日新聞のWEBRONZA、Yahooニュースなどで記事やコラムを発表。
アドレスは次の通りです。
【寄稿先・コラム】
ニュースウィーク日本版:http://www.newsweekjapan.jp/kawakami/
Yahoo!ニュース:http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawakamiyasunori/
WEBRONZA:http://webronza.asahi.com/authors/2015010800001.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
映画「シリア・モナムール」
http://www.syria-movie.com/
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【映画「シリア・モナムール」ウェブサイトより】
これは“愛”についての映画である――
亡命先のパリで、故郷シリアの置かれた凄惨な実状に苦悩し続けていたひとりの映画作家、オサーマ。苛烈を極める紛争の最前線で繰り返される殺戮の様子は、日々YouTubeにアップされ、ネット上は殺す者、殺される者双方の記録で溢れかえり、シネアストはただただそれを繋ぎ合わせることしかできない。そんななか彼は、SNSという深海で、クルド語で
“銀の水”を意味するシマヴという女に出会う。破壊されつくされ、惨澹たる戦場であらゆる映像を撮り続けるシマヴは、彼を“ハヴァロ”(クルド語で「友」の意)と呼び、罪悪と無念の中に沈み、溺れかかった男を、命の源に引き戻していくのだった…。
「ハヴァロ、もしあなたのカメラがシリアにあったら、何を撮る?」――
シマヴは監督オサーマの耳目となり、カメラを廻す。その瞬間からふたりの“映画”と、
そして“シリア”と、あるいは“愛”の物語が始まっていく…。
2011年春。アラブの春に始まった民主化運動はシリアにも押し寄せ、42年続くアサド独裁政権への不満と自由を求める声が市民の大規模なデモとなって渦巻いていく。やがて政府軍による一般市民への弾圧は、瞬く間に凄惨の限りを尽くす拷問と虐殺の暗黒の時代へと様相を変えていくのだった。しかし映画は夥しい犠牲者と戦場を捉えるドキュメントにはとどまらず、その個々の死に刻まれた深い傷とともに、絶望の中に普遍の愛を見出していく。
『ヒロシマ・モナムール』から『シリア・モナムール』へ。人は誰もが“愛”も“戦禍”も免れることはできないということを突き付ける、今世紀最も重要な衝撃作の誕生である。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■