ごちそうさん | 「子どもを守る結城市民」のブログ

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茨城県西地域から
ゆるゆるスタンスでできる事を継続していきます。
空気は読んでも流されない。

「ごちそうさん」というNHKの朝ドラ、私は見たことはないのですが、皆さんご存知でしょうか?
http://www1.nhk.or.jp/gochisosan/

-以下関連文転載-
2014年2月第4週の放送で、ついに大事件が発生します。主人公の夫・悠太郎さんが逮捕されてしまうのです。
逮捕の理由は、「空襲に備える防空訓練で、火を消さずに逃げるよう指示した」というもの。
この背景には、昭和16年に改正された「防空法」という法律がありました。
防空法は、「都市からの退去を禁止する」「空襲のときは逃げずに消火をせよ」という法律です(8条ノ3、8条ノ5)。 悠太郎の発言は、防空法に正面から歯向かうものだったのです。
今からすれば、市民の命を守るため当然の発言ですが、当時は許されなかったのです。 
-転載終了-

「空襲は怖くない」、「逃げずに火を消せ」 との言葉を真に受けた当時の国民も問題だと思います。
なぜそんなこと信じてしまったのだろう?と、不思議にさえ思います。

でも、こんな歌が普通にまかり通る時代だったのですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026609645 歌詞
http://www.youtube.com/watch?v=Z8t6VbDXU0s&feature=youtube_gdata_player 音源

今の現実に目をやれば、「放射能は怖くない」、「逃げずに除染しろ」として、避難している市民の帰還を促す現政府の政策に疑問を持たない国民の姿が、私には戦時中のこの状況とダブって見えます。

公衆被曝の限度をこれまでの「1mSv/年」から「20mSv/年」に引き上げて、安全性に関する何の科学的な根拠も示さずに「危険性に対する根拠がない」とばかげたことを言っている政府、専門家を、盲目的に真に受けてしまっている方がなんと多いことか。

政府が着々と原発再稼動に向けて準備を進められるのも、放射能安全キャンペーンが功を奏しているからなのでしょう。

この国はもう一度原発事故が起きなければ目を覚ます事ができない、なんて情けない事にならないように、私たちはできる事を模索して、継続して実行していかなくてはなりませんね。

※しかし、最近のNHKには幻滅するばかりでしたが、有意な方も複数いるようで不幸中の幸いです。
※詳しくはこちらリンクをご覧ください。