えーっと
昨日の譲渡会でも
さくら耳の説明を読んで
『手術はお金かかってないんですよね』
と聞かれたんだよね
えーっと
なんだか最近
さくら耳にする避妊去勢手術は無料
と言う一般の人の発信もあるようで
(活動者はそういった発信はしないです)
みてください
これ
『ノラネコ専門病院』で
２頭分の不妊手術の明細です
これでも
すごく、かなり良心的
昔じゃあ有り得ない金額ですよね
そして
よく言う『チケット』を使った場合です
こちらも２頭分
ちなみに
どうぶつ基金個人枠チケットです
どうぶつ基金チケット使用できるのは
あくまで
ノラネコ、飼い主のいないネコ
でTNR『リターン』をすることが条件
保護の場合には
このどうぶつ基金はつかえません
もちろん
リターン予定であったが
骨折していた
とか
状態がすこぶる悪い
とか
命なので例外も発生するでしょう
しかしながら
いずれにせよ『無料』ではないです
これは
埼玉県草加市のボランティアの場合です
地域によって変わるかと思います
草加市もどうぶつ基金行政枠がつかえるようになったが
実際には現在はまだ使えておらず
市に申請して７月だったかな
だったかなからつかえます
間違ってたら教えて
すぐ直します
一般９病院でつかえる助成金は
現在つかえますが１家庭５枚という制限がありますし
９病院では避妊去勢手術自体
上記のノラネコ専門病院より費用や処置が高くなりますのでやはり少なくとも１万円は費用が発生します
(あくまで埼玉県草加市の場合)
また
わたしは越谷市、八潮市のノラネコさんも
避妊去勢手術したりしますが
この場合、
いくらネコが越谷市、八潮市のネコだとしてもわたしは草加市民ですので
助成金は全く受けれません
わたしの、ように
TNRや、飼い主のいないネコに日々関わる活動者の場合はこれは１００の周知ではあるのです
しかし
上記に書いた通り
無知な方による無知の発信により
ごくごく僅かではあるが
『さくら耳ネコ』イコール『無料』神話
が流れているようです
そして
活動者のABTから一言
これは忘れず覚えといてほしい
さくら耳になったネコは
必ずお外に戻らなければいけないわけではない。
わたしはどんな場合でも
ネコちゃんは出来れば『おうちネコ』になってほしい
すでにさくら耳のお外暮らしのネコも
出来れば『おうちネコ』になってほしい
『さくら耳ネコは外暮らし』って
決まってるわけではないよ
あとね
もし
『無料でできるよ』
ってなら
その人が頑張って
避妊去勢手術に関わってください
だって
その人は無料なんでしょ
無料のネコを譲渡とか
とか発信される方
ぜひ
無料でそのネコを譲渡まで
繋いでみてください
と
言っときます
てか
なんで
一生懸命育ててる可愛いネコを
無料で譲渡しなきゃならないの
意味わからん
日々汗水流して
一生懸命やっている
ネコボランティア活動者でした
以上
追記
また上記
チケット使っていないネコちゃんの方
このこたちはリターンしてますが
当初リターン予定だとしても
やたら人懐っこいじゃん
とかで
急遽『保護』の流れになる
としたとき
さらに
かかりつけ動物病院にて診察となります
ここで
ウイルスチェックマイクロチップ装着検便と虫下し簡単な健康診断 をしてもらいます
そして
さらに
ここから
少くとも２週間の隔離期間を経て
シャンプーだったりケアなどしながらおうちネコ訓練がはじまる
譲渡会などに出すタイミングを考えながら
２ヶ月後再度ウイルスチェック
そして
譲渡会への参加
都内などであれば
その際には交通費、駐車場費
も当然かかります
その間も
風邪をひけば風邪の治療
何かあれば治療
そんな毎日を共に過ごし
里親さんトライアルが決まれば
トライアル前の健康診断
再度虫下しなど
そして
幸せの扉をノック
万が一
里親希望がなければ
一生そのネコちゃんのお世話をします
これを
耳カットがあるからと言って
無料のネコだ
とか
数千円ケチったネコ
とか
言う方のお心が
わたしには理解できません
活動すれば
わかると思います
自分がその立場に立ってみて
はじめて
なぜ
譲渡費用がかかるのか
理解できるのかも知れませんね