3/18 木曜日
だいぶ日が空いてしまったが。
結構仕事も小忙しく、今週の休みも飛んでしまい、ますますブラックな勤務体系。
そんな中、息子がようやく重い腰を上げ、高校の願書を提出。
・・・とはいえ、既に一般入試は終わり、通信課程の願書ではあるのだが。
もちろん、乗り気ではない。
学校が嫌というわけではなくて、入試というものそのものが嫌という、まぁこちら側からするとなんじゃそりゃ?という理由なのではあるが。
入試云々も恐らく建前で、おおよそ今の生活を壊すことに抵抗を示しているだけだとは思う。
実はその先は案外楽だったりするのではあるが、本人にはそこが見えない。
昔からそう。
ちゃんと先を見て考えればもっと楽しいのにとか、もっと遊べるのにとか、いろんな選択肢が出てくるはずなのに、今、この現状を壊されることに異常なまでの抵抗を示す。
ママと二人で何度話し合ったか。
どうしたらもっと先を見通すことができるのか。
そもそも、なぜ現状で満足しようとするのか。
・・・実は、ワタシ的に、息子のそんな考え方が納得の行かない時があった。
具体的にとかではなく、少なからず将来こうなりたいだとか、こういう事に興味があるとか、私が息子の歳の頃にどう考えていたのかを思い出したりもした。
納得は行かないが、現状息子がそうである以上、受け入れなければならない。
どこで自分に落とし込むか。
中学3年の時、ワタシも将来何になりたいのか、ぶっちゃけ見えてはいなかった。
ただ、ホントに音楽が大好きで、高校に入ったらバンドを始める。
それくらい。
仕事のことなんて微塵も考えたことがなかった。
中学3年生なんて、所詮そんなもの。
だから息子に将来こんな仕事になんて話をしたところで、絵が描けるわけはなく。
唯一息子と違うといえば、受験を早く終わらせて、一刻も早くバンドをしたいっていうちょっと先を見据えていたこと。
実際、バンドを組んで、ライブをやって、充実した高校生活を送ることができたのは、その時の意志が殊の外強かったのだと今になると思う。
だから、息子に将来について考えることなんて出来る訳がない。
そう自分の中に言い聞かせて、腹に収めることにした。
世間の親さんから見れば、そんな甘い考えで・・・なんてお叱りも受けるだろうが、こればかりは本人の意志なのだと思う。
ひょっとしたら、高校もドロップアウトするかもしれない。
しかし、それは親として、受け入れてあげなくてはいけないだろうし、認めてあげなくてはいけないと思っている。
人より苦労はするだろうし、嫌な思いもするであろう。
でも、誰かが味方であってくれるだけで先に進めたり、立ち止まったりできるのであって、最終的に親がその砦として支えてやらなくてはならないと思っている。
もちろん、高校へ進学して、友達を作って、環境を良い方向へ変えてあげられればベスト。
ただ、これは本人の意志が全て。
立ち止まってしまった時、また一緒にいろんな道を探してあげられる器だけは持っていたいと思う。
とりあえず、次の課題は「受験」(笑)
踏み出す勇気を与えていきたいなぁと思う。







