今日の朝ドラ、「虎と翼」の中で、主人公の虎子が戦争孤児の青年を自宅に連れてきた話で、

母親役の石田ゆり子が、「子供たちがこんな辛いひもじい思いをしていることを戦争でなく

なったご両親はそれを知ったらどんなに辛いでしょうね。」と子供の亡くなった親に寄り

添う台詞を言っていました。私の琴線に触れました。

私達は、逆のケースです。

先に逝った子供があの世で後悔しているのではないか、一人で寂しく泣いているのではないか

とこの世に残った両親が心配しています。

あの世とこの世の壁一つ隔てた世界ですが、壁は大きいのでしよう。

遺族は、先に行った子供が心配でも供養することしかできません。何が供養になるか、人それぞれですが、

遺族が元気で前を向くことを願っているかもしれません。又、子供が魂としてこの世で遺族を見

守っているかもしれません。でも、残念ながらその声は遺族には届きません。

でも、その声(遺族の祈り・個人の思い)がそれぞれに届いていると勝手に信じることは自由です。

自由な想い、妄想を膨らまして私は生きていきたいと思います。