昨日、NHK(だったと思うのですが、)で夜11時過ぎの番組で、能登震災で

被害に遭った遺族を紹介するコーナーがあり、妻、お子さんを一瞬で亡くしたご

主人の動画が配信されいました。

ご主人は、まだ1ヶ月なので混乱していましたが、「妻や子供たちのためにも私が

その分生きなければならない」

と気丈に話していました。同様の被害に遭った方はたくさんおられたと思います。

ご冥福を祈りたいと思います。

今日、朝ドラ「ブギウギ」で主役の鈴子が、出産後、夫の愛助がなくなったことを知り、

呆然しているときに、マネージャー役の人が「あなたが愛助さんの分も生きなければ怒

りますよ」との語りがありました。

私は、子供が亡くなっても子供のことを忘れない限り、その魂は生きといるという

言葉を信じたいと思っています。

でも、自分の子供が亡くなって11ヶ月経った今でも、「子供のためにその分、長生きし

なくちゃならない」と思ったことはありません。なぜなら、私自身が高齢者であり、あとどれ

くらい生きられるかを考えていたからです。今でも、余命3年、5年を視野に入れて

、試行錯誤しています。

それでも、私が1年でも長く生きていれば、子供の魂も生きているんだと思えば、

精一杯、生きて、子供が見れなかった景色、社会を見せてあげたいと思います。

そして、子供とその都度、会話したいと思います。

その気持ちだけは、子供に伝わると思います。

朝から、久しぶりの涙が出ずっぱりです。その分、気持ちは落ち込んでいません。

今日一日、できる限り頑張りたいと思います。

読んでくださった方、有り難うございます。