こんにちは、つな動です。
お家の子はお元気ですか?
 
ウサギさんの子宮疾患のお話しします。

 

最近はウサギさんが長生きになってきました。以前は5歳くらいまでの子が多かったのですが、7−8歳や10歳まで生きるウサギさんも珍しくはなくなりました。室内で大切に飼育するようになったり、牧草をたくさん与えるなどの栄養面での努力のおかげだと思います。

しかし長生きすると増えてくるのが老齢疾患です。特に中高齢のメスのウサギさんで多いのは子宮疾患です。メスのウサギさんは1年中発情のためのホルモンが卵巣から出ていて、そのために子宮がずっと刺激されているのが原因の一つとも言われています。子宮疾患はウサギさんの子宮が腫れたり、水や膿が溜まったり、腫瘍ができていたりすることを言います。

 

子宮疾患が発症すると一番多い症状は血尿です。赤色の野菜やおやつを与えていないのにおしっこが赤くなったら要注意です。なるべく早めに動物病院にいきましょう。血尿の原因が膀胱炎や膀胱結石でなければ子宮疾患の可能性があります。

 

子宮疾患の治療は卵巣子宮摘出手術です。悪くなった子宮とホルモンを出し続けている卵巣を一緒にお腹の中から摘出します。

 

子宮疾患の予防は若い頃の避妊手術です。生後6ヶ月から1年くらいまでがおすすめです。1年を超えるとお腹の中に脂肪が年々溜まって手術の難易度が高くなってしまいます。   

 

つなしま動物病院ではウサギさんの避妊、去勢手術を行なっています。

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それでは
お家の子に幸せが訪れますように。

 

 

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