ROSSOのシャロン、これは実は女の視点の曲なのではないか。
ダダリオカマロはギター弾いてカマロ乗ってるようなイカしたあんちくしょう。子供から大人になったことを暗示するサンタクロースが死んだ朝に彼がくれたものは、キャンディ(子供が好きな甘いもの)ハイウェイ、甘いマシンガンと形容されるように夢見なものかつハードで刺激的なもの。その二つはラインで隔たれているわけではなく、境界はないようなものだった。
そのように彼のハイウェイを走っていたがカーブを曲がりたくなかった。自分を曲げたくなかった。器用にコントロールしたくなかった。そこで二人は衝突し、子守唄のような心地よさはまっぷたつに裂かれ(別れ)、雨を降らせた(悲しみを暗示)
ライブのmcを考えると冬の星はどこか寒い国。夜の地上を衛星写真で見ると街の明かりが夜空の星のように輝いてる。北の国の都会、そういうとこに生まれたらSharonという、クールで、多分悪い女、冥王星のような彼に似合う、その月であるCharonのような女になれたのかなぁと思ってる。月から脱け出す透明な温度=月が放つ冷たい温度=Sharonのような女が持つクールさ、そういうものが欲しいと。
彼女は地下鉄のホームにいる。地下にある電車とレールが奏でる不協和音は、彼女の心の奥で鳴る誰も知らない心情と重なる。
悲しいからうさぎは死んだ、失恋して自殺してしまった子、そういうケースを知っていたのではないか。知っていたにも関わらず譲れなかった。彼女は死なないけど。
砂漠とは強すぎる太陽の力で枯れ果てた不毛の地。そこで暮らしてるということはすっかりそれに慣れてるということ。カラスとは、ロック的アティテュードを持つ者(達)の比喩。それがピンク。ピンクとは派手、また縁日で売ってるヒヨコみたいに「偽物」であることを示してる(元々ピンクの毛の鳥もいるけど)。
青いガラスは冷たい、透き通った色の、それが破片であれば鋭利なもの=別れた男。それを咥えてヒマワリ=砂漠を作った偽物の太陽へ行く。このヒマワリはおそらくこの歌詞の中でこの世で最も冷たいものとして書かれている。
そっちに行くなと!逆方向だろと!
で透明な温度、本当はそういうものの方が熱いんだと。
パルコに行ってるあの娘は現実主義的な価値観を持つ友達か知り合い。
あの娘=ピンクのカラス
茶髪=ダダリオカマロ
茶髪とは黒かったものがそうでなくなったものと考えていいと思う。
男の視点だと考えると(ずっとそう考えていた)、より切迫した感じがするけど、女の視点だと考えると甘く苦い、切ない感じ増す。ライブのアレンジもどこかやさしい。
子供と大人、理想と現実、男と女、そういったものの境界、溶け合い、衝突を歌うこの曲は控えめに言って名曲。人生でベスト10に入ります。
