正真正銘の4G「LTE-Advanced」が変える携帯ネットワークの未来 | タブレット端末に関する最新ニュース、疑問点など解決サイト

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 皆さんはLTEについて聞いたことがあるに違いない。ほとんどのキャリアはこの規格に基づく携帯サービスを4Gとうたっている。LTEは「Long Term Evolution」の略語。この技術の開発が2004年に始まった当時は良い名前と思われた。だが、今は2013年であり、LTEの後継の「LTE-Advanced」が日の目を見ようとしている。

 Advanced(高度な)が付かないLTE自体も優れた技術だ。理論上の最大スループット300Mbpsや、オールIPのコアネットワークといった特徴を持つ。「4G」という言葉には国際電気通信連合(ITU)の正式な定義があるが、携帯業界のマーケティングでは、LTEに加えてHSPA(High Speed Packet Access)、HSPA+、その他幾つかのネットワーク技術を指す総称として使われており、ほとんどの人にはこの意味での4Gの方がなじみがある。LTEはこれらの技術の代表格だ。

 これに対し、LTE-Advancedは正真正銘の4G規格だ。その実効速度は必ずしもユーザーをうならせるものではないだろうが、この規格により、キャリアは帯域需要の増大に対応していける。数年はかかりそうだが、LTE-Advancedの幾つかの課題が克服されれば、当分はこの技術で全てのトラフィックが伝送されるようになるだろう。

※関連記事:スマートフォン「5G」時代がやってくる
→ http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1212/21/news08.html

●携帯ネットワークの需要拡大で実効速度が伸び悩み

 LTE-Advanced技術は、最大1Gbpsのスループットを提供する。基地局から加入者端末への下り方向の通信速度が毎秒10億ビットということになる。だが、こうしたパフォーマンスはすぐには望めない。現在のLTEの実装でも、提供されるスループットは300Mbpsのポテンシャルを下回っている。しかし、LTE-Advancedは、キャリアがモバイルブロードバンドサービス需要の世界的な急増に対応していく上で重要な役割を果たすだろう。個々のユーザーが数十Mbpsの通信速度を利用することは、理論的には可能だが、実際にはありそうもない。

 ここに問題があり、「使用可能な周波数帯域幅が広いほど、スループットが高くなる」ことに関係している。この普遍的な真理は、通信チャンネルのスループットを規定する重要な方程式であるシャノンの法則の最も重要な要素だ。毎秒10億ビットのスループットを実現するには、少なくとも100MHz幅の周波数帯域が必要だが、この帯域幅を確保するのはかなり難しい。基本的に、3GHz以下の無線周波数帯は各種用途に割り当てられており、3GHz以上の周波数帯の電波は、モバイル用途では送信しにくい。

 さらに、この問題にどのような技術で取り組むとしても、多くのユーザーが多くのアプリケーションにアクセスすることによる混雑や、信号の劣化などの問題にも対処しなければならない。このため、これらを踏まえて期待を設定することが重要になる。

 われわれは現在、LTE-Advanced技術がほとんどのユーザーに提供するスループットは、20Mbps程度にとどまると見ている。無線サービス需要が拡大を続け、使用可能な帯域幅のオーバーサブスクリプションが発生するからだ。LTE-Advancedは、大きな総回線容量を提供するが、その容量は大抵が既に予約されている。このため、LTE-Advancedは、ユーザー当たりのスループットを高める技術ではなく、キャリアが需要に対応していくために利用できる技術と考えるのがベストかもしれない。

 しかし、ネットワーキングやモバイルコンピューティングにおける他のトレンドを考慮すると、スループットの向上に期待が持てるかもしれない。そうしたトレンドとしては、より小さなセルを採用する動きや、Wi-Fiネットワークのユビキタス化が挙げられる。前者は、短距離における無線周波数の効率的な再利用を可能にする。後者は、携帯ネットワーク需要の軽減につながる可能性がある。LTE-Advancedが広く利用できるようになれば、こうした先進的な携帯アーキテクチャや展開戦略への移行が促進されそうだ。
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http://news.livedoor.com/article/detail/7729222/
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supacio8905bkさん タブレット端末の魅力って何ですか? スマホは持ってますがタブレットの魅力が分かりません。 補足スマホでも不便だと思いますし、足りない充電は出先でも困らないように持ち運び出来る充電器を買いました。 実はイーモバイルを検討中で、ノートパソコンを持っているのですがタブレットまで必要かどうか迷ったので質問して見ました。 たまにタブレットで写真を撮ってる人を見受けますが、何か不自然で利便性すら感じなかったので使用用途が気になりまして、ノートパソコンがあればタブレットって必要ないように思うのですがいかがでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答
ctmvkzdbcvmqcaqfyさん
タブレットの魅力は、ワイヤレスで、持ち歩きできることですかね。ノートや、デスクだと ケーブルをはずさなければいけないですし、あとは、安易に写真の読み込みができることですかね。

スマホも屋外で操作できますからいいですが、予備バッテリーはもっていたほうがいいですね。ただ、ワイヤレスにするほど、実用性もないでしょうね。

ノートパソコンを持っていて、屋外で使いたいのか、室内でワイヤレスで使いたいのかで目的も違います。

タブレットでもノートパソコンでも違いはありませんが、印刷や、データなどの記録などの場合は、ノートが優先できますね。

パソコンは一台にするのがいいと思いますよ。 コモデティー化してますね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14107084434
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15年までにタブレットがパソコンを逆転へ、世界出荷予測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130529-00000514-san-bus_all


いかがでしたか?
では、また次回。