本日より「木田英博 作品展」が始まりました。
今年で78才の木田さん、特異な経歴をお持ちで、生き方も泰然、超然という感じです。
錆びたガードレールを見て発想し、それ以来作品は変化、進化、深化を続けて、独自に名づけられた「鉄板画」を生み出しておられます。茶室にも合いそうなわびさびの和のテイストを感じる作品です。
6年前初めての個展を当画廊で開催された時、車で通りかかった東京の方がウィンドウの作品を見て三点まとめて購入されていきました。
最近は一輪挿しも陶器ではない独特の方法で制作されていて、こちらもユニークで味わいがあります。
「真剣に作品を制作されている作家さんには申し訳ないが、私は遊びで作っています。遊びせんとや生まれけん」と木田さん。
まさに遊びせんとやから生まれた作品です。謙遜ではなく真剣な遊びの作品です。
ぜひご覧ください。