毎年この時期に作品展を開かれている渡辺節子さんの作品展が今日から始まりました。
独特のフォルムの女性とネコのモチーフは人気があり、見ていてほのぼのとした気分にさせてくれます。
みかん畑を描いた作品は鳥獣戯画的な楽しさがあり、まさに生活の中から生まれた作品です。
そして驚くのは箱根の山を描いた作品です。強烈な赤い色彩で箱根の山が描かれており、一歩間違うとケバイ品の無いおみやげやさんで売っている工芸画のようになってしまいそうですが、そうならないどころか実に箱根の山が力強く表現され、印象的で一度観たら忘れられない絵になっています。所属している団体ではその強烈な赤の色彩故にあまり評価されていないそうですが私は評価したいと思いますし好きです。団体で評価されなくても描きつづける渡辺さんの姿勢も好きです。
所属団体の先生に勧められて出した日展に2年連続で入選してもまるで関心が無いがごとき態度でいるところも好きです。画暦なども一切表示されません。かえって応援したくなります。
そんな渡辺節子さんの作品をご覧にぜひ画廊へおいでください。ただしご本人はご実家の仕事の手伝いで忙しく殆どいらっしゃいませんので御了承ください。
