白紙に戻ったお堀端未来予想図 | 小田原「お堀端画廊歳時記」

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先日行われました小田原市長選で、仮称城下町ホールの白紙見直しをマニフェストに掲げた加藤憲一氏が当選した為、22年春に完成予定だった仮称城下町ホールはこの先どのような展開になるのかまったく予想がつかなくなりました。


すでに仮称城下町ホール建設予定地と書かれていた工事用塀も取り除かれ、更地をさらけ出しています。






駅前のお城通り再開発ビルの計画も見直し、城下町ホールはこちらの場所に建設するとのことです。


検討委員会を早急に設置し、向こう2年間で具体案をまとめるとのことですが、現市民会館の老朽化を考えると時間的猶予はあまりなく、この見直しによる実現はかなりの難しい舵取りが必要です。


選挙で圧勝したとはいえ、当然反対の意見の市民もいるのも事実で、加藤氏に票を入れた方の中にもこれには反対だった方もいるかもしれません。


私は新しい小田原をになう市長として加藤氏が当選されたことを喜んでいる一人です。


それだけにこの件に関しては大変心配しています。


しがらみのない加藤氏ですので、あくまでそれを大事にして大所高所に立って物事の判断をしていただき素晴らしい代替案を作り上げていただきたいと思います。


市民全体の為になることを考え判断するときは、逆にあまり多くの人の意見を聞かないほうがいい時もあります。なぜならその意見の中にはいろんな思惑が入り込んでくるからです。


とにかくどちらの計画も全くの白紙に戻って、加藤氏自身の感性を信じて判断されれば良いと思います。




信じています。