お堀端の桜の木もすっかり緑に支配されてきました。
つい数日前までは、緑とピンクが五分五分のせめぎあいをしていたかと思っていたのですが、あっという間に緑が支配をしてしまいました。
そして、お堀端も桜に替わりつつじが一斉に咲き始めました。
生命の息吹を一番感じる時です。
すべてがみずみずしく生き生きとして、とても気持ちよく元気になれる季節です。
「爽やか」という言葉が一番似合う季節です。
とはいえ、桜もまだ頑張っています。
この何とも言えぬ頑張り屋の桜を最後まで見届けてやりたいと思います。
今年一番最後まで残った桜をしっかり看取ってやりたいと思います。
お堀端画廊では「渡辺節子作品展」があと一日となりました。
独特のフォルムの裸婦と猫を描いた作品が特徴で、見る人の目を楽しませています。
今日はこんな可愛いお客様がお祝いに来られました。
実家が農家のため、朝早くから夜遅くまで仕事で忙しく、さらにお母様の看病で時間をとられておられる中で、いつこんなに作品を描いておられるのかと不思議でなりません。
なのにご本人はそんな大変さは微塵も感じさせること無く、ひょうひょうとしていらっしゃいます。
飾らず、気取らずです。
しかし、額縁の選択はこだわりをもっておられます。
今回も会期中にも拘らず、以前他で展覧会をしたときにそこで無理やり勧められた額縁がどうしても気に入らなく、取替えられました。
こうした感性は、額縁も販売している私としては嬉しくなります。
プロの画家の中にも、高い価格で販売しているにも拘わらず、プロなるが故か、原価計算が働き安い額縁に入れられる方がおられますが、はっきいりいってがっかりします。
何十万もするものに、素人には分からないだろうと安物の額縁に入れて販売するのは良心がとがめます。
いずれ買った方も分かるでしょうから、その時に受ける作家へのイメージはダウンするでしょう。
額縁を売っているから言う訳ではありません。
額縁は衣装です。いい作品にはいい衣装を着せてあげたいものです。















