日本の生命科学技術が衰退している理由
と、あえてやたら大げさなタイトルにしてみたりw
我が家の長女、今は高校生です。
文系よりも理系がまだマシという消極的な理由で、理系に行くことに。
(と書くと本人に怒られるかもしれませんがw)
高校1年のとき、2年生以降での理科の科目を選択することになって
化学は全員が選択、あと物理と生物のどちらかを選択することになったのですが
生物と書いたら、受け付けてもらえなくて。
生物希望者は我が家の娘1人だけなので、開講できないとのこと。
なんだそりゃー。
どうやら、理系で生物の希望者は、最初は何人かいたようなのですが
先生の「説得」により、うちの子以外は全員物理に変更したらしい。
そして、学年主任の先生から、直々に我が家に「説得」の電話がかかってきて
うちの子も結局、物理選択せざるを得なくなりました。
そのために希望の紙を書き直したのですが、希望していないのに書かされて
納得できないったらありゃしない。
どうやら、生物の希望者を物理に変更するよう「説得」したのは
生物というのが、先生が教えづらい教科だかららしいんですよね。
物理なら、とにかくやり方を教えれば、全員がそれなりに点をとれるようになるけれど
生物は、いくら教えても、成績が全然あがらないことがあるみたいで。
というわけで、仕方なく物理を勉強することになったのですが
波のあたりとかをどうしても理解できず、とても困っていました。
一方、センターや2次試験の生物の問題を見たら
習っていなくても、ある程度は分かるみたいで
教科書を買って本気で勉強を始めたら、どんどん伸びていきました。
内容はとても理解しやすく、応用問題でもなんとかなるみたいだし
大漁に出てくる用語も、必死に覚えようとしなくても、それなりに覚えてしまうらしい。
結局、うちの娘は、高校で単位をとるために、受験に不要で苦手な物理を勉強しつつ
受験のために、独学で生物を勉強することになってしまいました。
先生たちも、それを反対はせず
生物の教科書を買う手伝いなどはしてくれたのですが、そこまでで。
私は、大学では農学部(生物系の学部)を生物で受験したのですが、
一緒に入学した仲間でも、高校では生物を選択できず、物理を選択した
という人は何人もいました。
そして、大学の生物の授業=高校生物を習得した前提での授業は
まったく理解できず、とても苦労していました。
高校が、高校の評価をあげるため、生徒を効率よく大学進学させようとして
生物を希望する生徒を物理に追いやっているうちは、
せっかくの芽を摘むようなことをしているうちは、
日本の生命科学研究が衰退しても当然だろうなあと思ってしまうのです。