杞憂 | ひなたぼっこ主義

杞憂

「パイレーツオブカリビアン」という映画を、今さらながら観ました。

少し前にテレビでやったのを相方がPSXで録ってDVDに焼いて、そして観るのを忘れてたやつっす。

いやあ、面白かった!o(^▽^)o


それはそれとして。


気になったのが、話の中にでてきた呪い。

それは、

欲にかられた人間が受ける報い。



欲望が満たされることがなくなった。

酒を飲んでも酔わず、食べ物は舌の上で灰になる。

のどの渇きは癒されず、空腹に喘ぎ続ける。心が癒されることもない。


この世のものではないから、死ぬことは許されないが、死んでもいない。

そして、何も感じない。

頬を打つ波や風の冷たさも、肌のぬくもりも感じない。



この状態は、今の人間そのものに似ているかもしれない。


欲にかられ、欲しいものを望むがままに手に入れていると、逆に満たされなくなっていく。

喜びや刺激に曝され続けると、それらに慣れすぎて感じにくくなっていく。

抱えすぎたものは、満足ではなく失うことへの恐怖を生み、自由を失わせる。


今得ているものを失わんとすると、結婚や出産から遠ざかり、新たな世代は生まれにくくなる。

自らを利することを考えすぎて、与えて得られる喜びを感じなくなっていく。

心も身体も自分の世界にこもり、感じる機会すらも失っていく。


生きているのに、生を感じず、ただ渇きだけを感じ続けるという状態。


...杞憂ならいいのですが(;´ω`)