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数日前、ロシアの原子力潜水艦事故はるしおのニュースがありました。

事故の原因は消火装置の誤作動で、フロンで人命が失われた(窒息?)そうです。

放射能漏れはなかったらしい。


そのとき思ったのですが、

潜水艦はるしおといえば、ニュースでよく聞くのは原子力潜水艦原子力

それ以外の潜水艦ってないのかな???

核を持たない日本の潜水艦は???


たとえば、火力潜水艦メラメラ

密閉した潜水艦の中で火を燃やしたら、すぐに酸素が足りなくなりそうだし、煙が充満しちゃいそうっす。


たとえば、電気力潜水艦ひらめき電球

充電池だと、あまり長い時間は持たなそうっすね。


たとえば、フライホイール式潜水艦コマ

まあ無理でしょう。


たとえば、人力潜水艦走る人

...まさか(・∀・)


とゆーわけで、ウィキペディア↓などで、潜水艦の動力について簡単に調べてみました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6


※ウィキペディアのリンクは、何度貼ってもおかしくなってしまいます。

うまくリンクできない場合はコピペでお願いします。

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いちばん最初の潜水艦は、冗談で考えた通りの「人力走る人」だったらしいです。1776年。

人力とはいえ、1864年にアメリカ南北戦争で使われた

9人乗りの人力推進潜水艇ハンリー(ハンレー)は、

敵軍の船を攻撃し、撃沈したらしいです。

ただ、ハンリー自身も、攻撃したときの衝撃で浸水し、乗組員は助からなかったらしいです。

ハンリーを題材にした映画の解説はこちら↓。

http://storymania.ld.infoseek.co.jp/film/source/0202182.htm


その後、

ガソリンか何かの燃料を燃やす、内燃機関メラメラの潜水艦が開発されたそうです。

ホーランドという名前で、最初に作られたものの水中速度は5ノット(時速9km)くらい。


第一次大戦~第二次大戦の頃は、

内燃機関の潜水艦が、さらに発達しました。

浮上中には、ガソリンや、燃費に優れるディーゼルとかの内燃機関で充電しつつ航行し

水中では、浮上中に充電した電力モーターで進む方式だそうです。

それまでのものと比較して、性能はかなり向上したものの

水中で活動できる時間は比較的短く、水中速度は8ノット(時速15km)くらいだったそうです。


第二次世界大戦中には、ドイツ軍によって

シュノーケル装置つきの潜水艦が作られました。

これで、空気中にシュノーケルを出して給排気できるようになり、

浅く(潜望鏡深度)でなら、潜ったまま長時間活動できるようになりました。

今の日本の自衛隊が使っている潜水艦も、基本はこれと同じらしいです。詳しくは後述。

シュノーケルつき潜水艦についてはこちら↓。

http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000105.html


またその頃、

「ヴァルター機関ドンッ」という新しいタイプの熱機関も開発されました。

反応性が高い高濃度の過酸化水素を、触媒を使って分解し

発生した酸素や水素を直接噴射したり、噴射の力でタービンを回したりして進むそうです。

ヴァルター機関についてはこちら↓。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%A9%9F%E9%96%A2


このヴァルター機関は、潜水艦だけでなく、ロケットやミサイル、戦闘機にも使われたらしく

第二次大戦で使われたドイツの戦闘機メッサーシュミットの中で

たった1種類だけ、ヴァルター機関が使われたロケット推進戦闘機があったそうです。

速度や加速などの性能はかなり高かったらしい。(乗るのは大変そう)

ただ、

飛べる距離が短いことが敵にばれてしまい、敵の飛行機が飛行場をよけるようになったため

敵と戦うことができなかったそうです(^^;;;

メッサーシュミットMe163についてはこちら↓。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88Me163


第二次大戦後は、

原子力原子力を手に入れたアメリカ軍が、原子力潜水艦を開発しました。

それ以降、アメリカ、ロシア、英国、フランス、中国では原子力潜水艦が使われるようになったそうです。

全部が原子力に切り替わったわけではありませんが。

(原子力ゆえ、捨てるのも大変すしね(^^;)


原子力潜水艦は、燃料棒の取替え頻度が少なくて済み、酸素を使わずエネルギーを取り出せるし

人が吸うための酸素も電気分解で得られるので、何ヶ月も潜っていられるそうです。

ただし、乗務員の精神がもたない+食料調達のため、実際の連続潜航は2ヶ月程度だそうです。

また、蒸気タービンの高回転をプロペラの低回転にするためのギアや

冷却水循環ポンプから大きな音が出るため、

音がデカイ=発見されやすいという問題点もあるようです。


今、アメリカで使われているのは、ロサンゼルス級原子力潜水艦というタイプで

水中速度は31ノット(時速57km)くらいだそうです。

ロサンゼルス級原子力潜水艦はこちら↓。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E7%B4%9A%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6


そして今、核を使わない日本の自衛隊で使われているのは
ディーゼル・エレクトリック方式メラメラひらめき電球+シュノーケルのタイプです。
こういう原子力潜水艦でないタイプの潜水艦は、通常型潜水艦と言われています。

水中速度は最大20ノット(時速37km)くらいです。

性能全般では原子力潜水艦に劣るものの、静粛性に優れるそうです。

はるしお型潜水艦はこちら↓。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%97%E3%81%8A%E5%9E%8B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6

http://www.mod.go.jp/msdf/formal/gallery/ships/ss/harushio/583.html

戦争や人殺しはもちろんイヤだけど、

こういう乗り物の仕組みや開発の話とかは、けっこう面白いです。