白山大吟醸古酒を飲む
数日前、久しぶりにいい酒を飲みました。
石川県にある酒造メーカー、萬歳楽の「白山 大吟醸古酒」です。
価格は、300mlで1800円(希望小売価格1890円)。
そこそこ高い部類に入るお酒、1.8リットルで1万円クラスのやつです。
300mlという小さいビンで買ったのは、
飲む人が2人(しかも1人=私はあまり飲めない)しかおらず、
大吟醸とゆーお酒は、開けたらすぐに飲みきりたいから。
古酒はしっかりしてるから、数日たっても変わんないかもしんないすけどね。
さて、それでは一口。
...?????
二口目...?
うーん...よく分からん(汗)
とてもおいしい、いいお酒なのは間違いないっす。
口が飲みたがっていて、ついついもう1杯飲みたくなるから。
古酒特有のまろやかさもあるし。
飲むと気持ちよく酔うし、相方もいい酒を買えたと喜んでいる。
ただ、
この酒の方向性が、どうにも形容のしようがないんです。
フルーティーとも違うし、
とろりとしている、は少しはあるけれど、それほど強く感じるわけではないし
濃厚、とも少し違うし
端麗、とも違うし。
そして、そのいずれでもあるようであり、やっぱりないようであり。
この酒について、自信を持って言えるのは、(あくまでも個人的な感想ですが)
食事にすごくあう、ということ。
お酒を飲みながら何か食べるときって、たいていは
・お酒が主役で、つまみが脇役
・食事が主役で、お酒が脇役
のどっちかなんです。
主役があり、脇役がそれを引き立てる。
なのに、このお酒は、食事とまったく対等なんです。
しかも、繊細な味わいを持つ日本酒でありながら
こってり系のうなぎの蒲焼(閉店前の半額品ですが)と、すごく合っちゃうんです。
もしこれが刺身だったら、たぶん刺身が負けていたんじゃないかな、と思うくらい。
また新しいお酒を知り、新しいお酒のよさを知りました(´∀`)