虚空の足音
昨日、図書館で、日経サイエンス6月号を借りてきました。
日経サイエンス(Scientific American 日本語版)は、一般向け科学雑誌だけど
科学者自身が書いているので、最先端かつあやしい記事が多くてオモシロイです。
その本に、遠い将来には遠くの銀河が見えなくなる、ってことが書かれていました。
今、空に見えている星のほとんどは
地球や太陽がある銀河系(天の川銀河系)にある星ですが、
それより遠くの銀河もいっぱい見えています。
宇宙が膨張して遠くの銀河が離れる速度よりも、光の速度のほうが速いから
遠くの銀河の光も、ちゃんと地球に届いています。
←地球
←光←
銀河→
でも、宇宙はどんどん加速膨張していて
地球からずーーーっと遠くでは、光の速さよりも速く離れていってしまうので
将来、地球からずーーーっと遠くにある星は見えなくなってしまいます。
←←←←←地球
←光←
銀河→→→→→→
そして何十億年か後には、
この天の川銀河系と、わりと近くにあるアンドロメダ銀河系とかとは
お互いに重力でひきあって近くなるので、かえってよく見えるようになるけれど
それ以外の銀河は、まったく見えなくなるそうです。
ああ、なんか寂しいっす(;´Д`)ノ
とはいえ、宇宙が急にぎゅうって収縮し初めて、どんどん密着してきて
そのままブラックホールになられても困るんすけどね。
近所づきあいの基本はつかず離れず(・∀・)
下の写真は、ハッブル宇宙望遠鏡で2003-2004年に撮影された
「ハッブル・ウルトラ・ディープフィールド」という写真で、
ビッグバンから4~8億年後の宇宙の姿が写っているそうです。
(ちなみに今はビッグバンから137億年後らしい)
ちっちゃい銀河がいーっぱい集まっています。
これは、上の写真の一部を拡大したもの。いろんな形の銀河があります。
クリックで拡大します
この記事(宇宙の歴史が消える日)のダイジェスト
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0806/200806_022.html
