聞くのってむずかしい | ひなたぼっこ主義

聞くのってむずかしい

昔、なにげなく買った、カウンセリングの本。

その中で出てきた「なるほどなー」と思った一節を、ちょっとだけご紹介します。


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助言を避けなさい


友達や家族は助言をする。カウンセラーはとくに関係づくりの最初の段階において、普通は助言をしない。しかし、多くのカウンセラーは(初心者も経験のある人も)、助言をしなければならないと信じているようである。


カウンセラー:今日こちらにいらしたのは?

クライエント:基本的には、ボーイフレンドとの問題があるのです。

カウンセラー:彼と話してみたことがありますか。


カウンセラーの応答は、質問であっても助言(ボーイフレンドと話しなさい)が含まれている。助言は介入であって、カウンセラーとクライエント間の信頼関係ができるまでは避けるべきである。しかし多くのカウンセラーは完全に助言を避ける。なぜなら、(a)簡単な作戦はクライエントがすでにやってみたことがあるから、(b)助言はすでに失敗に終わっている、そうでなければクライエントはカウンセリングに来てないであろうから。


クライエント:ボーイフレンドとうまくいかないんです。

カウンセラー:その問題について教えてください。


早すぎる問題解決を試みるよりも、上の例にあるように自己探求を促すことはより良い作戦である。友達や家族は、よくクライエントに助言を与えるので、おそらくあなたが与える助言はすでに古いだろう。また、あるクライエントは助言は外部から来るということで抵抗する。このようなクライエントは自分で問題解決を見い出したいと期待している。


「サクセスフル・カウンセリング」 スコット T.メイヤー著 ブレーン出版 1993年 より

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たしかに、なにげなく訊いたことでも

「なんでこうしなかったの?」「こうすればいいんじゃない?」

みたいな批判や意見が入っちゃって、相手をムッとさせてしまうことってあるんすよね。


そして、誰でも考えることは一緒だから

自分が簡単に思いつく助言ってのは、たいていもう誰かから何度も言われているような

耳タコタコさんなことなのでしょう。


相手が話しやすいように適度に相槌をうちながら話を聞き、相手の心情や言い分を理解し、

共感し、心配もして、でもこちらからは意見とかを言わないようにする。

いやー、聞くのってむずかしいです得意げあせる