逆さメガネの世界 | ひなたぼっこ主義

逆さメガネの世界

ずいぶん昔、ウルトラアイという科学番組に「逆さメガネ」というものが出てきました。


逆さメガネの中にはプリズムが入っていて、

それをかけると、上-下と、手前-向こう側が、逆に見えるようになるそうです。

番組の被検者は、そのメガネをかけて、2週間生活しました。

(なにぶん子供の頃なので、記憶がややあやふやです)


最初のうちは、足元に天井が見えたり、見ているものがすべて逆さまに見えたりして

かなりあぶなっかしかったのですが、

実験終了時には、ほぼ問題なく、普通に生活できるようになっていました。

そして驚くことに、

2週間たつ頃には、上下が「普通に」見えるようになっていたそうです\(゜□゜)/

(この状態を正立といいます)

逆さメガネをかけているから、逆さまに見えるはずなのに。

どういう状態なのか、まるっきり想像できないです。


このことについて、ネットでいろいろ探していたら

心理学の実験の一環として、

逆さメガネを15日間かけつづけた方の体験記を見つけることができました。

http://homepage3.nifty.com/sakasama/ud.htm

このサイト、興味がある方は、一見の価値ありです。


こちらの方の体験記によれば、

最初の頃は、上下が逆さまに見えているけれど

ある頃から、上下がよく分からなくなってきて、

頭だけが逆さまに感じられたり、不思議な感覚になって

そのうち、上下が普通に見えるようになるそうですヽ((◎д◎ ))ゝ

まるで、逆さメガネをかける前のように。


そして、自分で意識して

正立に見えるようにしたり、本来のように上下を逆向きに見えるようにしたり

コントロールできるそうです。

それはまるで、こういう図↓の角の部分を

こちらに飛び出しているように見えるようにしたり、逆に奥まっているように見えるようにしたり

コントロールするような感じらしいです。


上と下のような、それで当たり前と思っていることすらも

脳が外界からの情報を受け取って、そう感じるように調整しているみたいです。

そして、その上下という感覚は、ほんの2週間ほどの感覚の入力変化で

簡単に切り替わってしまうものでもあるようです。

うーん、不思議だなあ目