フラットランド(2次元世界)
「ワープする宇宙-5次元時空の謎を解く-」
という本の中で、「フラットランド」という本が紹介されていました。
数学者が書いた、架空の2次元世界のお話です。
面白そうだけど、和訳された本は、すでに絶版。
しかし、いつも行く市立図書館にあることが分かり
無事、借りて読むことができました。
「多次元★平面国」という本です。
「フラットランド」は、高さのない、平らな国です。
そしてそこには、平らな幾何学図形が住んでいます。
男性は多角形、女性は線分です。
彼らは、角の数が多いほど、そしてよりきれいな形ほど
地位が高いとされています。
とがった二等辺三角形は、かなり地位が低く
三角形▲、四角形■となるに従って地位が高くなり
円●が最高位の聖職者です。
そして主人公は、四角形■の数学者です。
フラットランドの住人は、互いの形を直接見ることができません。
紙などで作った■や●も、横から見たら
ただの線分「-」にしか見えないように。
しかし、彼らなりの立体視?の方法があります。
霧の中で、ぼやけ具合から遠近を判断する、という方法で
それを使って、互いの形を見分けています。
主人公は、夢の中で
1次元の世界、「ラインランド」を見ました。
ラインランドの住人は、長さの違う線分「-」で
細長い世界に、住人たちが一列に並んでいます。
彼らは、すぐ隣しか見ることができませんが
遠くのことも、音(波や振動)として知ることができます。
2次元の主人公は、1次元のラインランドの王に
2次元世界=フラットランドのことを説明しようとしますが
どうしてもうまくいきません。
長さのみで、幅をもたないラインランドの住人には
幅(横)というものが、まったく理解できないからです。
2000年という記念すべき日、主人公のもとに
「スペースランド」という3次元の世界から人が現れました。
その訪問者は、球形
をしています。
しかし、2次元世界の主人公には、その訪問者
は
球を平らに切り取った形=円●にしか見えません。
3次元のスペースランドのことを説明しようとしますが、
やはり、うまくいきません。
縦と横のみで、高さを持たない主人公には
(厳密にいえば、微妙に高さがあります
高さがまったくゼロだと、存在できないので)
「高さ」という概念は、まったく理解できないからです。
そこで主人公は、2次元の自分の世界から
3次元のスペースランドに連れてこられました。
自分の目で3次元世界を見た主人公は、
ようやく「高さ」というものを理解できました。
そして、3次元の世界を自ら経験して、ようやく理解した
2次元世界の主人公は、
4次元や5次元の世界にも行きたいと思います。
しかし、その願いは叶わず
逆に、スペースランドの人を怒らせてしまいました。
3次元以下の世界しか見たことが無い
スペースランドの人にとって、
4次元や5次元は、理解を超えてしまっているから。
主人公が4次元や5次元を信じられるのは、
2次元世界から3次元に飛び出し、
これまでの常識から外に出ることができたから
なのでしょう、きっと。
そして、フラットランドに戻った主人公は、
夢の中で、ポイントランド=1次元の世界も見ました。
1つの点に、すべての人が存在する世界。
いやあ、不思議で面白い話でしたヽ(゚◇゚ )ノ
この動画↓では、2次元世界=フラットランドが紹介されています。
小説「フラットランド」とは少々違いますが。
3次元世界の博士が、2次元世界の円形の住人に
3次元のことを教えようとしている場面らしいです。
もうすぐ巨大加速器LHCで行われる実験で
4次元め(時空でいえば5次元め)は見つかるんでしょうか。
楽しみっす^^


