毒 | ひなたぼっこ主義

硫酸アトロピン1%液5ml。

ムスメの視力検査を正確に行うために使った目薬です。


アトロピンには、副交感神経の働きを妨げる効果があり

目の調節機能を麻痺させたり、目の瞳孔を広げたりする働きがあるので

眼科で眼底検査をするときにも使ったりします。

中世の貴婦人も、目をきれいに見せるために使ったとか。


実はこのアトロピン、実はチョウセンアサガオやハシリドコロなどの有毒植物の毒成分です。

経口推定致死量は、子供は10-20mg、大人は100mgです。


さらに、毒であるアトロピンには、解毒剤としての作用もあり

サリン中毒患者の解毒剤としても使われたそうです。

 サリン:神経伝達物質アセチルコリンの分解を阻害→信号が伝わり続けてしまう

 アトロピン:アセチルコリンが受容体に結合するのを阻害→信号が伝わらなくなる

毒と薬って表裏一体なんすね。


さてこのアトロピン入り目薬、検査は終わったので必要ないのですが、まだ残っています。

毒ということで、なんとなく持っているのはこわい気がするけれど

手元の量は子供の致死量の200分の1以下なので、べつに危険ではないのかなーと思ったり。

弱視の訓練にも使うことがあるらしいので、捨てていいのかどうか困っています。

こんど病院に行ったときに訊いてみましょう。


ちなみに、塩200g、砂糖1kg、水10リットルも致死量らしいです。

http://www.excite.co.jp/News/bit/00091162471932.html

うーむ、我が家は毒物だらけだなあ(^^;


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これ↓は、以前図書館で借りて読んだ、毒について分かりやすく書かれた本です。

毒の作用機構とかも分かりやすく書いてあります。

田中 真知 
へんな毒すごい毒
この本も、毒のことが分かりやすく書かれています。おすすめ。
あさり よしとお
まんがサイエンス (9)

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