50km〜finish

書き忘れたので少し戻ります…

これは約50km付近に待ち構える最大の難所

急な坂が3つ連続します

フルマラソンの距離を超えてから現れるまさに魔物。他のランナーさんと会話しながら歩いて登りました



55kmにある最大のレストステーション

ここまでくれば、とりあえず、次の60kmの関門(7時間48分)は大丈夫そうです

預けてある荷物を受け取り捻挫した足首にテーピングをして、エアーサロンパスをポッケに入れて再スタート


ここからは平地が続きます

気温はグングン上がり27℃位になっていますが、通称「魔女の森」の木陰が疲れを癒します。途中、ランナーの方が倒れており、数名の方々が介抱しています。電話で連絡済みとの事でその場を後にします。


「斉藤商店」さんの私設エイド

ガッツリ冷えた漬物や凍らせて一粒一粒食べ易くしているブルーベリー🫐が最高です

今回一番のご馳走でした😋ありがとう♡

被り水をしたり、5分以上休憩しました


5キロ位走ると、またまたエイドがありました

「サロマ湖鶴雅リゾート」です

おしるこや何だったか?忘れたけど…

美味しい物を食べた記憶があります😋

ここでも座ってたっぷり休憩して、ご夫婦の方と会話をしました。奥様が応援に来ていた様です。羨ましい…


エイドのお陰で69kmの関門を何とか通過!

次は夢に見たワッカに突入です!

もう、リタイア等あり得ませんᕦ(ò_óˇ)ᕤ


ですが…
捻挫した足はとうに限界を超えており
2〜3kmおきの給水所で毎回5分休憩💦
後、30kmもある…完走出来るかどうか…
遂にワッカ!ピンボケですが…凄い景色です


亡者の様に🧟‍♀️🧟‍♂️ランナーが連なり…

小学生の頃に国語の教科書に載っていた「蜘蛛の糸」と言う話しを思い出しました…


坂道が出現し、皆んなグッタリ歩いています


ここ走れる人は凄いな!

捻挫して無くても絶対歩いていたな


ワッカの折り返し地点でもたっぷり15分休憩し、残り20km!制限時間まで、あと3時間半あります7〜8分/km🧟‍♂️ゾンビランナーのスピードでも十分に間に合う時間ですが、されど20kmです



素晴らしい景色と裏腹に道端で倒れている方々がいます。この辺りは給水所が5kmおきと少ないので非常に危険地帯です。


「なおさん」に良く似た方が僕を追い抜いて行きました。🏃‍♀️僕は途中で衣替えしたので気が付かなかった様ですね…良かった…どうやらなおさんは完走出来そうですね。

もう…追いかける脚など全くありません

ゴールしても当分、走る事は出来ないだろうな?今シーズンは終わったな…


遂にワッカを抜けて残り8km、もう直線も歩いています。残り1km位でしょうか?「ランナー女子」さんが僕を追い抜いて行った様です…


常呂町スポーツセンター前の直線です

街の方々が大勢迎えてくれます


おかえりなさい!

不甲斐ない走りの僕にとって、これが最上級の癒し言葉です。最後の力を振り絞ります


ゴールしてしばらく後、応援ナビを確認すると、「のりじぃさん」は勿論「なおさん」も完走していました。「りえるさん」もついさっきゴールした様です。しまった!(◎_◎;)💦見逃した‼️




こうして娘との約束を果たす事が出来き

急いで家路に向かい娘に報告しました… 


  別れ

翌日、会社に行くと上司からこう告げられました

👨「タボチさん、申し上げ辛いのですが…

◯◯へ転勤して頂けないでしょうか?」

🐶「えっ?僕の娘の事は知ってますよね…」

👨「ご存知の通り、24時間365日緊急出動の我が職場は鬱や怪我人、病人ばかりで、タボチさん以外にいないんですよ。サロマ湖の100kmマラソンも走ったんですよね。どうでしたか?」

🐶「それは今、関係ないでしょう…」


家に帰ると


🐶「ちょっと大事な話しがあるんだけど」

👩‍🦰「何⁉️」

🐶「3日後に転勤なんだよね」

👩‍🦰「エッ〜‼️嘘でしょ!困る」


以前、娘が病気になった時も単身赴任になり「私達を見捨てる気!💢」と言われました

先月、娘が体調が悪く退職して自宅に戻ってきたばかりなのに…会社は無慈悲ですね…


次の日、妻にこう言われました…

👩‍🦰「どうせ止めても行くんでしょ?」

🐶「定年したら戻ってくるさ」

👩‍🦰「当たり前でしょ!何言ってるの💢


これで「いつかはサロマ」は終わります

3年半の間、応援ありがとうございました😭


次回は新展開にしょうかな?

「単身赴任日記」とか?😁




あれから走っていませんが、必ず復活します

北海道マラソンが復帰戦です。



皆様のご健闘を祈ってます


また、来年もサロマ!




したっけ!👋