おはようございます。
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2025年2月21日から27日にかけて巡った、愛知県〜静岡県〜山梨県〜神奈川県〜千葉県〜栃木県〜埼玉県~京都府のパワースポット旅を、数回に分けてご紹介しています🗾
【2日目】2025年2月22日(土)神奈川県
①箱根神社(神奈川・箱根町)
②九頭竜神社 本宮(神奈川・箱根町)
③大雄山最乗寺(神奈川・南足柄市)
④寒川神社(神奈川・高座郡)
この記事では、2日目に訪れた「大雄山最乗寺(道了尊)」をご紹介します。
箱根神社・九頭竜神社で芦ノ湖の龍神さまにご挨拶したあと、車で山を越えて南足柄へ向かいました。
華やかな観光地の箱根から、山をひとつ越えただけなのに、駐車場に着いた瞬間から、肌に触れる空気の質感がまるで違うことに驚かされます。
老杉が高くそびえ、境内へと続く参道は、街の喧騒から切り離されたような深い静寂に包まれていました。
この日は奥の院への長い354段の石段が待っていました。
その数字が教えてくれる以上のものが、この山にはありました。

瑠璃門
■ この日の行程と、大雄山最乗寺がもたらしてくれたもの
この日の道のりを振り返ってみると、そこには美しく整った、ひとつの「流れ」があったように思えます。
・箱根神社・九頭竜神社にて、芦ノ湖の「水」の気と「龍神さま」のエネルギーに触れる。
・続いて、山深い大雄山最乗寺へと入り、「天狗さま」の力強さと「禅の静寂」に身を委ねる。
・そして最後に、寒川神社にて、心静かに一日の締めくくりとなるご挨拶をさせていただく。
当初は偶然組んだルートのつもりでしたが、実際にその地を歩いてみると、水辺でふっと心をほぐし、深い山の中で身体の隅々まで気を巡らせて、最後に平地の大きな神社でスッキリと気持ちを整える……という、とても自然で理にかなった巡礼となっていました。
「たった1日のうちに、これほどまでに色彩豊かな空気感を味わえるとは」。
神奈川という土地が持つ、スピリチュアルな懐の深さと豊かな表情に、改めて感銘を受けた一日でした。

全景
■ 大雄山最乗寺とは—格式ある名刹・道了尊のお寺
大雄山最乗寺は、曹洞宗(そうとうしゅう)のお寺です。
所在地 :神奈川県南足柄市大雄町1157
御本尊 :釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)、脇侍に文殊菩薩・普賢菩薩
通称 :道了尊(どうりょうそん)
應永元年(1394年)3月10日に了庵慧明(りょうあんえみょう)禅師によって開かれたと伝わっており、開創から600年以上の歴史を持ちます。
境内山林は130町歩(約39万坪)という広大な規模で、東京ドーム約27個分に相当するといいます。
老杉に覆われた境内には、堂塔30余棟が点在しています。
大雄山最乗寺は曹洞宗の中でも格式ある名刹として知られ、全国に多くの門流を持つ関東屈指の霊場として信仰を集めてきました。
また、祈祷寺としても篤く信仰されており、道了尊の御真殿では現在も朝晩の祈祷が行われています。
今もなお、全国から修行僧(雲水)が集まる厳しい修行道場であり続けています。
早朝の凍てつくような山の冷気の中で読経が響き渡り、雪が降り積もる真冬でも作務(掃除や労働)に励む僧侶たちの張り詰めた気配が、境内の空気を引き締めているように感じました。
■ 開山の物語——了庵慧明禅師とその修行の歩み
最乗寺の開山となった了庵慧明禅師は、現在の神奈川県伊勢原市にあたる相模国大住郡糟谷の出身とされています。
藤原姓を持ち、もとは地頭の職にあったといいますが、戦乱の世の虚しさを感じて出家の道を選んだと伝えられています。
鎌倉の不聞禅師に就いて出家した後、能登總持寺の峨山禅師に参じ、丹波・永沢寺の通幻禅師の法を継ぎました。
永沢寺・近江總寧寺・越前龍泉寺・能登妙高庵寺などに住し、大本山總持寺にも輪住したといいます。
50代半ばで相模国へ戻り、曽我の里に竺土庵を結んだのち、一羽の大鷲が禅師の袈裟をつかんで足柄山中の大松(袈裟掛けの松)に掛けるという不思議な出来事があったとされています。
この啓示を受けて、禅師はこの山中に寺を建立することを決意したと伝えられています。
こうして開かれたのが、應永元年(1394年)3月10日の大雄山最乗寺でした。
■ 道了尊者の物語——天狗となって山を護る守護尊
大雄山最乗寺を語るとき、欠かせないのが「道了(どうりょう)」という人物の伝説です。
【道了尊者の修行歴】
正式には「妙覚道了大薩埵(みょうかくどうりょうだいさった)」と呼ばれ、修験道の満位の行者として知られていたといいます。
聖護院門跡・覚増法親王に仕え、金峰山・大峰山・熊野三山で修行を積んだとされ、近江の三井寺(園城寺)に在籍していたと伝えられています。
【最乗寺建立を助けた伝説】
了庵慧明禅師が最乗寺を建立すると聞いた道了は、三井寺から空を飛んで駆けつけたという伝説が残っています。
神通力で谷を埋め、岩を持ち上げて砕き、一人で500人力の働きをして寺の建設を助けたとも伝えられています。
【天狗となって山を守る誓い】
了庵慧明禅師が應永18年(1411年)に75歳で没すると、道了は「以後永遠にこのお寺と参詣者を守る」と五大誓願文を唱え、火焔を背負い、右手に拄杖、左手に縄を持ち、白狐の背に立つ天狗の姿へと化身して、山中深くに飛び去ったとされています。
以来、大雄山は「道了尊」が守護する山として信仰されるようになりました。
道了尊は「願いを叶える天狗」というより、「山を護り、人々を導く守護尊」として信仰を集めてきた存在といわれています。
また、十一面観世音菩薩の化身として信仰される面もあるとされています。
今も境内のあちこちに、カラス天狗や大天狗の像が置かれており、この山が天狗信仰の核心であることを、静かに、しかし確かに語りかけてきます。
道了尊 天狗化身像
大天狗
小天狗
大天狗
■ 杉並木——神奈川県天然記念物の老杉が作る聖域
参道に入った瞬間、最初に気づくのは温度の変化です。
仁王門からの参道約3kmにわたって、樹齢350〜500年以上とも伝えられる老杉が立ち並んでいます。
この杉並木は神奈川県の天然記念物に指定されており、参道散歩道は「てんぐのこみち」と呼ばれています。
真昼であっても境内は深い影の中にあり、鼻を突くのは濃厚な杉の香りと、苔や湿った土が放つ冷たい山の匂いでした。
風が吹くと、見上げるほど高い梢がざわりと揺れます。
本堂へ向かう参道は苔むした石畳が続き、観光地というより「今も修行が行われている禅の道場」という雰囲気が色濃く漂っていました。
最乗寺は、入口から一気に核心へ向かうのではなく、仁王門、杉並木、本堂、御供橋、結界門と、少しずつ山の奥へ導かれていくような構成になっています。
門をくぐるたびに空気が変わり、参拝者の心も自然と静まっていく。
その段階的な導線も、このお寺の大きな魅力だと感じました。
■ 境内の伽藍
◎ 本堂(護国殿)
本堂は昭和29年(1954年)に再建されており、昭和を代表する仏教建築家・伊藤忠太氏の設計とされています。
間口15間・奥行12間の大伽藍で、御本尊の釈迦牟尼仏、脇侍の文殊菩薩・普賢菩薩を祀っています。
朝晩の勤行の場であり、山主が修行僧へ説法する場でもあります。
天狗信仰の印象が強い最乗寺ですが、この本堂こそが禅宗寺院としての本質を体現する空間です。
参拝者が最初に心を整える場として、重厚な木造建築の前で静かに手を合わせました。

本堂
◎ 僧堂
聖僧文殊菩薩を祀ることから「僧堂」と呼ばれるこのお堂は、修行僧が日夜、坐禅弁道に励む根本道場です。
最乗寺が「観光寺院ではなく、現役の修行道場」であることを体現しています。
参拝者には立ち入りや撮影への配慮が自然と求められる場所でもあります。
◎ 開山堂
昭和36年(1961年)再建の開山堂には、開祖・了庵慧明禅師の尊像と歴代住持の霊牌が祀られています。
本堂とともに昭和の総檜造りの名建築とされており、道了尊だけでなく、この寺を開いた了庵禅師への感謝と敬意を示す場所でもあります。
「最乗寺といえば天狗」というイメージが先行しがちですが、この開山堂の前に立つと、600年以上の修行の連鎖がこの山にあることを、改めて感じさせてもらえます。
◎ 多宝塔(南足柄市指定文化財)
文久3年(1863年)建立の多宝塔は、最乗寺境内で最も古い建築物とされており、南足柄市の指定重要文化財です。
多宝如来を安置しており、了庵慧明禅師・大綱明宗祖師・春屋宗能祖師の火定灰も納められているとされています。
下層の蟇股には十二支の彫刻が施されており、歴史建築としての価値が高い堂宇です。
老杉の緑の中にたたずむ二重塔の姿は、境内の中でも特に目を引く存在でした。
また、境内には徳川家康の孫にあたる松平大和守直基の墓所も伝えられています。
山深い修行道場でありながら、武家からも篤く信仰されてきた歴史を感じさせる場所です。

多宝塔
■ 道了尊信仰の象徴「和合下駄」に込められた祈り
御真殿の周囲を歩くと、大小さまざまな下駄が数多く奉納されているお姿を目にします。
天狗さまの履物である下駄は、必ず左右一対であることから、ご夫婦やご家族が「足並みをそろえて共に歩んでいく」という美しい祈りの象徴とされているそうです。
中でもひときわ目を引くのが、高さ1メートル以上、重さに至っては約3.8トン(千貫)にも及ぶという金属製の巨大な鉄下駄です。
これは「世界一」とも称されるほどのスケールを誇ります。
冷たく、重厚で、無骨な鉄の塊。
その圧倒的な存在感は、道了尊へ寄せられる信仰の深さと、古くから人々が託してきた願いの重みを、そのまま形にして見せてくれているかのようでした。
この「和合下駄」には、夫婦やパートナーとの円満、家族の絆、そして「いつまでも健康な足腰でしっかりと歩めますように」といった、私たちの暮らしの根本を支える願いが込められています。
深い杉の緑の中に鎮座する巨大な鉄下駄の姿は、写真で想像していたものを遥かに超える、静かな畏敬の念を抱かせるほどのインパクトを放っていました。
和合下駄
■ 御真殿(妙覚宝殿)——道了尊信仰の中心
結界門をくぐった右手の、77段の石段の上に御真殿(妙覚宝殿)があります。
妙覚道了大薩埵を本尊として、大天狗・小天狗を脇侍に祀る祈祷の道場です。
朝晩の祈祷から日中の特別祈祷まで、ここで行われているといいます。
「最乗寺といえば道了尊」と言われる、信仰の核心の場所です。
御真殿の周辺にはカラス天狗や大天狗の像が並び、この山が天狗信仰の聖地であることを静かに、しかし確かに伝えてきます。

御真殿
■ 慧春尼堂——火定入定した尼僧の祈り
御真殿へ登る坂道の入口付近に、慧春尼堂(えしゅんにどう)があります。
慧春尼は、了庵慧明禅師の妹とされる人物です。
兄への入門を強く求め、出家の誓いを示すために焼け火箸を顔に当てて入門したとも伝えられています。
悟りを開いた慧春尼は、最乗寺山麓に三つの庵(摂取庵・正寿庵・慈眼庵)を開創し、人々に法を説いたとされています。
應永9年(1402年)3月23日、人々の幸せを願い、山門前に薪を井桁に組んで自ら火を付け、火定(かじょう)入定したと伝えられています。
堂内には慧春尼の石像と多くの紅白のたすきが奉納されていました。
天狗の伝説が前面に出がちな最乗寺ですが、この慧春尼の存在は、この山が単なる天狗信仰の場を超えた、深い祈りの積み重なりを持つ場所であることを示しているように感じました。
■ 三面殿・清滝権現社・白狐稲荷社
三面殿には、箱根明神・矢倉明神・飯沢明神の三明神が一体に刻まれた「三面大黒天」が祀られています。
水の神・米の神・薪の神として暮らしを支える神徳があるとされ、家内安全や商売繁盛などのご利益を信仰する人々が参拝する場所でもあります。
三面殿前には「子育ての狛犬」も安置されています。
子どもを抱えた珍しい狛犬で、子育てや家族の安全を願う参拝者にとって、印象的な存在です。
また、境内には清滝権現社、白狐稲荷社、箱根権現社など、山内の水や土地の守護に関わる信仰も伝えられています。
曹洞宗の禅寺でありながら、道了尊信仰、天狗信仰、地主神への祈りが重なり合う—神仏習合の気配を今に残す山でもありました。

三面殿
■ 不動堂と洗心の滝
不動堂には、清瀧不動尊を本尊として、天祐不動明王・愛染明王が祀られています。
関東三十六不動霊場の第二番札所でもあります。
圓通橋(えんつうばし)からは、明神ヶ岳山麓から湧水を引いたという「洗心の滝」を望むことができます。
「洗心」という名の通り、心を清める場所として古くから信仰されてきたといいます。
水音が境内の静けさをいっそう引き立て、天狗信仰の力強さとは異なる、静かな浄化の場としての雰囲気がありました。
■ 金剛水——600年続く霊泉の伝承
金剛水は、開創時に道了尊が自ら井戸を掘り、土中から当山重宝の御金印(鉄印)を得た跡から湧いた霊泉と伝えられています。
この霊泉は以来600年間途絶えることなく湧き続け、飲む者の諸病を癒すと伝えられているといいます。
あくまで伝承として伝えられている内容ですが、600年以上続くこの山の営みの中に、清水への信仰が積み重なってきたことは確かです。

金剛水堂
■ 結界門——日常と聖域の境界
本堂付近からさらに奥へ進むと、御供橋(ごくばし)を渡った先に、天狗の像が両脇を固める「結界門」が現れます。
この門をくぐった瞬間、空気が一段と引き締まるのを感じました。
単なる建物としての門ではなく、日常の空間と道了尊の守る神聖な領域を区切る、明確な境界として機能しているように感じました。
「ここから先は、道了尊の守る神聖な領域に入る」という意識が、自然と生まれてくるような場所でした。
結界門・御供橋
■ 354段の石段——導かれるように歩みを進めて
結界門をくぐったその先に待ち受けているのが、奥の院へと続く長い石段です。
案内には「350段余り(資料によっては354段)」と記されていますが、実際にその場に立って見上げると、数字以上の果てしなさを感じます。
鬱蒼と生い茂る杉の巨木に両脇を見守られた、一直線に伸びる石段。
登り始めこそ足取りも軽かったのですが、中盤に差し掛かる頃には、じわじわと足腰に心地よい疲労が滲んできました。
この日は午前中に箱根神社や九頭竜神社でしっかりと歩き回っていたこともあり、奥の院まであと一息というところで、ついに私の膝も笑い始めてしまいました。
「これはなかなかの修行ですね……」と一人静かに苦笑しつつも、不思議と「引き返す」という選択肢は頭に浮かびません。
段数を数えるのをやめ、ただひたすらに上を目指す。
いつしかそんな「無心」のモードへと切り替わっていました。
途中でふと足を止め、登ってきた道を振り返ってみます。
急な石段の向こう、杉の木立の隙間から覗く澄んだ空。
その静謐な景色を目にするだけで、少し気持ちが整うような感覚がありました。
ちなみに、奥の院への道のりは非常に長い石段が続きます。
もし足腰にご不安がある方は決してご無理をなさらず、ご自身の体調に合わせて途中の景色を楽しみながら、ゆったりとお参りなさってくださいね。

奥の院 石段
■ 奥の院(慈雲閣)—無心で登り切った先に広がる静寂
息を切らしながらようやく最後の石段を登り切ると、そこには先ほどまでの道のりとは打って変わって、深い静寂に包まれた奥の院(慈雲閣)の空間が広がっていました。
こちらには「十一面観世音菩薩」がお祀りされており、道了尊の御本地(お姿を変える前の本来の仏様)としても深く信仰されています。
両脚にずっしりと溜まっていた心地よい疲労が、スッと抜けていくのを感じながら、お堂の前で静かに手を合わせました。
長い石段を一段一段登るプロセスは、頭の中で何かを考えているようでいて、実は「余計な思考を自然と手放せる」時間でもあったように思います。
ただひたすらに、上を目指すことだけに集中する。
無心になれたからこそ、登り切ったあとに味わうこの場の静けさが、より一層深く心に沁み入ったのかもしれません。
大雄山最乗寺は、現在でも全国から修行僧(雲水)が集う、生きた禅の修行道場です。
その研ぎ澄まされた祈りと日々の積み重ねが、この場所の空気をこれほどまでに特別で清冽なものにしている……。
自らの足で登りきり、この澄み切った空気に触れて初めて、その真髄を肌で実感できたような気がいたします。

奥之院
■ 季節ごとの美しさ
最乗寺の境内は、季節ごとに異なる表情を見せるといいます。
早春の梅、春のシャガ、夏のアジサイ、そして秋には例年11月中旬から下旬にかけて、カエデ・イチョウ・ケヤキの紅葉が見頃を迎えるとされています。
開山堂〜鐘楼〜結界門の石畳参道と、瑠璃門前の大紅葉が特に美しいといわれています。
例年11月下旬には「あしがら灯りの祭典」として、ライトアップや各種イベントが開催されることもあるといいます。最新情報は公式サイトでご確認ください。
■ 坐禅体験・精進料理・参籠
最乗寺では、日曜参禅会などの坐禅体験が案内されることがあります。
開催日や受付方法は変更される場合がありますので、参加を希望される方は公式情報で確認してから訪れると安心です。
また、精進料理の提供や宿坊(参籠)の利用も可能なようです。
詳細については公式サイトまたはお電話でご確認ください。
■ このお寺は、こんな方におすすめです
大雄山最乗寺は、深い杉並木と354段の石段を登り切り、日常の余計な思考を手放したい方におすすめしたいお寺です。
・静寂に包まれた深い森の中で、心身のデトックスをしたい方
・日々の忙しさから少し離れ、「無心になる時間」を持ちたい方
・天狗信仰の力強さと、生きた禅の道場の空気に触れてみたい方
・和合下駄に、ご夫婦やご家族との絆や、健康への願いを重ねたい方
・箱根の華やかさとは違う、少し奥深い霊場の気に触れたい方
📚一歩ずつ石段を踏みしめる時間が、明日を歩くための心を軽くしてくれる。
■ アクセス情報
所在地 :〒250-0127 神奈川県南足柄市大雄町1157
電話 :0465-74-3121
電車 :小田原駅から伊豆箱根大雄山線で約21分、大雄山駅下車後、バスで約10分「道了尊」下車、徒歩約8〜10分
車 :東名高速・大井松田ICから約20分、小田原から約30分
駐車場:250台・無料(年始やイベント時は有料または規制があることがあります)
拝観時間・拝観料等の最新情報は、公式サイトでご確認ください。

御朱印

切り絵御朱印
■ まとめ—「水の箱根」から「山の最乗寺」へ、美しく整った一日の流れ
この日は、清らかな水辺の神社に始まり、深い山岳寺院でしっかりと身体を動かし、最後は平地の穏やかな神社で一日を締めくくる……という、実に心地よく理にかなった巡礼の旅となりました。
神奈川県の天然記念物にも指定されている杉並木がもたらす深い静寂。
了庵慧明(りょうあんえみょう)禅師と道了尊者(どうりょうそんじゃ)による、600年もの伝説が息づく境内。
慧春尼(えしゅんに)の静かでひたむきな祈り。
三面殿の愛らしい子育て狛犬や、金剛水の伝承、心洗われる「洗心の滝」。
さらには、余計な思考を手放す無心の時間を与えてくれた、あの354段の石段。
その一つひとつが幾重にも重なり合い、大雄山最乗寺は、山を下りた後も胸の奥にじわりと温かな余韻を残してくれる、本当に素晴らしい場所でした。
次回はそんな充実した一日の締めくくりとして参拝いたしました「寒川神社」でのひとときをご紹介いたします。
さらに続く関東の旅の後半では、「七福神巡り」の様子もお届けしていく予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたを次の旅へと、背中をやさしく押せますように。
どうか良い一日をお過ごしください
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