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前回から、2025年2月21日から27日にかけて巡った、愛知県~静岡県~山梨県~神奈川県~千葉県~栃木県~埼玉県、そして京都府のパワースポット旅を、数回に分けてご紹介していきます🗾✨

 

【7日目】2025年2月27日(木)京都府(宇治〜京都市内)

  • ①東寺(毘沙門天)🛕
  • ②萬福寺(布袋尊)🛕
  • ③六波羅蜜寺(弁才天)🛕
  • ④ゑびす神社(恵比須神)⛩️
  • ⑤行願寺 革堂(寿老人)🛕
  • ⑥赤山禅院(福禄寿)🛕
  • ⑦妙円寺(大黒天)🛕

この記事では、その7日目に訪れた「京都 都七福神まいり(萬福寺・六波羅蜜寺・ゑびす神社)」をご紹介します。

 

【目次】

  1. 旅の締めくくりは「都七福神」へ
  2. 京都都七福神とは|日本最古の巡礼に込められた祈り
  3. 萬福寺(布袋尊)|異国の風が吹く境内で、心をゆるめる
  4. 六波羅蜜寺(弁財天)|洗うのはお金ではなく、心のくすみ
  5. ゑびす神社(恵比寿神)|節目を正して、しなやかに生きる
  6. まとめ|三つの「福」が教えてくれた、日常を整える知恵

 

1. 旅の締めくくりは「都七福神」へ

 

愛知から始まった長い旅も、いよいよ終盤。

最後に訪れたのは、日本最古の七福神巡りとして知られる「都七福神まいり」です。

そんなタイミングで歩いたのが、京都で親しまれている「都七福神まいり」の流れの中にある、萬福寺・六波羅蜜寺・ゑびす神社でした。

 

この三社を巡りながら感じたのは、刺激を求める旅から、心を整える旅への変化でした。

 

SNSでも萬福寺の夜間拝観や、六波羅蜜寺の「巳の日の御朱印行列」、ゑびす神社の「十日ゑびす」の混雑などが話題になりますが、こうした「にぎわい」も含めて、その時期その時の“京都の体温”を感じられるのが、この巡礼の面白さなのかもしれません。


 



2. 京都都七福神とは|日本最古の巡礼に込められた祈り

 

都七福神まいりは、京都市内と周辺に点在する七つの寺社を巡り、七福神にご縁をいただく巡礼です。

「七難即滅、七福即生」という言葉に込められた、日常の難を払い、福を招くための心構えが根底にあります。

 

実は、都七福神まいりは日本最古の七福神巡りとして知られています。

室町時代から続くとされ、庶民の信仰として親しまれてきました。

 

実際に歩いてみると、「福をもらう」という受け身の言葉より、もっと手触りの近い感覚がありました。

 

それは、"運の良し悪し"を追いかける前に、自分の巡り方を整えるという感覚です。

 

時間の使い方、人との向き合い方、気持ちの持ち方。

どれも一気に変えることは難しいけれど、寺社を一つずつ丁寧に巡っていくと、不思議と「今の自分がどこで詰まっているか」が見えてくることがあります。

 

今回の三か所は、それぞれ違う角度から、私の内側の"巡り"に触れさせてくれる場所でした。

 

3. 萬福寺(布袋尊)|異国の風が吹く境内で、心をゆるめる

 

⛩️ 基本情報:萬福寺

  • 正式名称:黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)
  • 御祭神(本尊):釈迦如来
  • 七福神:布袋尊(ほていそん)
  • 由緒:1661年(寛文元年)、中国・明から渡来した隠元隆琦禅師によって開創された黄檗宗の大本山。中国様式の伽藍配置が特徴で、日本の寺院とは異なる独特の雰囲気を持つ。
  • 布袋尊について:弥勒菩薩の化身とされ、円満福徳・健康長寿の象徴。大きなお腹と笑顔が特徴で、すべてを包み込む心のゆとりを表す。

宇治にある萬福寺は、門をくぐった瞬間に「空気が切り替わる」のを肌で感じました。

 

理由は、ここの伽藍配置(建物の並び方)は、普段目にする"日本の寺院の定番"とは明らかに違います。

 

黄檗宗の大本山として知られ、中国由来の文化が色濃く残っています。

 

境内を歩いていると、静けさの「質」が少し独特で、張りつめる静けさではなく、ほどよく力が抜ける静けさでした。

 

ここでお祀りされる布袋尊は、笑顔やお腹の印象が強い神さまですが、実際に向き合うと「頑張るのをやめる」ではなく、"抱え込みすぎない"という方向に気持ちが動く感じがしました。

 

旅の終盤は、体力も情報量も飽和してしまいがちです。

 

そんな時に萬福寺の空気に触れると、「もう少し肩の力を抜いてもいい」という合図をもらえたような気がしました。

 

実は、隠元禅師が日本に伝えたのは、禅の教えだけではありません。

 

宇治茶の栽培方法や、普茶料理(精進料理の一種) なども隠元禅師を通じて広まったとされています。

 

「円満」とは、他者を思いやり、すべてを包み込む心。

 

そんな隠元禅師の教えが、今も境内に静かに息づいているように感じました。




 

 

4. 六波羅蜜寺(弁財天)|洗うのはお金ではなく、心のくすみ

 

⛩️ 基本情報:六波羅蜜寺

  • 正式名称:補陀洛山六波羅蜜寺(ふだらくさんろくはらみつじ)
  • 御本尊:十一面観音菩薩
  • 七福神:弁財天(べんざいてん)
  • 由緒:951年(天暦5年)、空也上人によって創建。
    平安時代の疫病流行時に、空也上人が十一面観音像を刻み、念仏を唱えながら市中を巡り、病に苦しむ人々を救ったことが始まり。
  • 弁財天について:インド由来の水の女神。
    音楽・弁才・財運を司る。
    巳の日(みのひ)に参拝すると特にご利益があるとされる。
    境内には「銭洗弁財天」があり、お金を洗うことで金運が上がるといわれる。

六波羅蜜寺は、京都の賑やかな街中にありながら、境内に入ると落ち着いた空気が流れています。

 

ここは空也上人ゆかりのお寺として知られ、長い年月をかけて積み上げられた「祈りの厚み」が空間そのものから伝わってくるようです。

 

ここで弁財天に手を合わせるとき、多くの人が願うのは「金運」や「財運」です。

ただ、この日感じたのは、単純に"富を増やす"ことよりも、"巡らせる"という本質的な方向性でした。

 

お金は、持つこと自体より、どう使い、どう回し、どう手放すかによって、その性格が変わります。

 

境内の「銭洗い」に宿る700年以上の伝統も、単なる金運アップのまじないではなく、福銭を世の中に巡らせることで運気が上げるという美しい思想に基づいています。

 

ここで洗っているのはお金そのものではなく、自分の中にある「焦り」や「執着」だったのかもしれません。

 

お金を浄化し、社会へ巡らせる。

 

自分の中にある引っかかりがほどけると、結果として判断も行動も軽くなります。

そんな感覚が残りました。

 

巳の日(12日に一度巡ってくる日)は特に弁財天とのご縁が深いとされ、限定の金印御朱印も人気です。

SNSでは「巳の日の行列体験」が話題になっていますが、それだけ多くの人が財運と心の浄化を求めているのでしょう。

 

祈りの積み重ねに触れ、自分の中の流れを整える。

 

六波羅蜜寺は、そんな清々しい「リセット」をさせてくれる場所でした。



 


5. ゑびす神社(恵比寿神)|節目を正して、しなやかに生きる

 

⛩️ 基本情報:ゑびす神社

  • 正式名称:恵美須神社(えびすじんじゃ)
  • 御祭神:恵美須大神(事代主神)
  • 七福神:恵比寿神
  • 由緒:1202年(建仁2年)、栄西禅師が建仁寺を創建した際、その鎮守社として創建。
    「京のえべっさん」として親しまれ、日本三大ゑびすの一つに数えられる。
  • 恵比寿神について:商売繁盛・五穀豊穣の神。
    右手に釣り竿、左手に鯛を抱えた姿で知られる。
    京都独自の「福笹」文化があり、竹が持つ「節目正しく、折れずに伸びる」性質を人生になぞらえる。
  • 十日ゑびす:毎年1月8日〜12日に開催される祭礼。
    特に1月10日は「本えびす」として多くの参拝者で賑わい、舞妓さんによる福笹授与も行われる。

ゑびす神社は、にぎわいのエネルギーが凝縮された場所でした。

 

十日ゑびすの時期は特に混雑がすごく、「近づけずに撤退した」という投稿がSNSで拡散されていましたが、混雑というより、「それだけ真剣な人が多い」という熱量の現れなのだと感じます。

 

ここで印象に残ったのは、福笹の文化に象徴されるような、節目の感覚でした。

 

竹はしなやかで折れにくい一方、節があるから真っ直ぐに育つ、と言われています。

 

仕事でも生活でも、しんどい時ほど"節目"が崩れやすくなります。

しかし一度節目が整うと、無理をしなくても自然と持ち直せることがあります。

 

ゑびす神社は、「勢いで押す場所」というより、勢いを続けるための姿勢を戻す場所に感じられました。

 

「商売繁昌で笹持ってこい」の掛け声とともに授与される福笹は、単なる縁起物ではなく、柔軟さと芯の強さを兼ね備えた生き方のヒントを教えてくれているのかもしれません。

 

6. まとめ|三つの「福」が教えてくれた、日常を整える知恵

 

萬福寺・六波羅蜜寺・ゑびす神社。

三か所を巡って心に残ったのは、御利益の"種類"そのものよりも、福の"受け取り方"でした。

  • 萬福寺(布袋尊)では、抱え込みすぎた力がふっとゆるめる感覚。
  • 六波羅蜜寺(弁財天)では、溜めるのではなく、良いエネルギーを巡らせるという発想の切り替え。
  • ゑびす神社(恵比寿神)では、しんどい時こそ、節目を正し、折れずにしなやかに続ける姿勢。

どれも、特別なことを起こすためというより、日常の中で崩れてしまわないための"整え方"でした。

 

旅の終盤、黄金の色紙との出会いも含め、このタイミングで京都の空気に触れたことで、今回の旅が単なる「締めくくり」ではなく「次へ向かうための準備」になったように感じています。

 

「福」とは、特別な何かを手に入ることではなく、今の自分を支えてくれている「ご縁」や「当たり前の日常」に気づき、それを大切に想うこと

 

銭洗いや福笹といった伝統行事は、目に見えない「心構え」を形にすることで、自分自身をメンテナンスするための先人の知恵だったと気づかされました。


 

 

 

次回は、京都 都七福神まいりの続きとして訪れた「行願寺 革堂」「赤山禅院」「妙円寺」、そして「結願」についてご紹介していきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたの次の旅へと、背中をやさしく押せますように。
 

どうか良い一日をお過ごしください。



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