タブロイド監視委員会 -11ページ目

タブロイド監視委員会

東スポ・夕刊フジ・日刊ゲンダイといったタブロイド紙の“前垂れ”や週刊誌の中吊り広告から社会の動きを独断と偏見で読み取ろうという大胆不敵なブログ(笑)。

20060927

組閣人事も終わって、タブロイド紙の話題は期待されながら組閣人事で外された“残念組”の人たち。とくに象徴的な扱いとなっているのは金融・経済財政担当相だった与謝野馨氏。前垂れでも日刊ゲンダイと夕刊フジの両方で名前が登場している。


なにせ下馬評では官房長官の有力候補だった人。“残念組”の筆頭というわけだが、それはそれで理由もいろいろあるらしい。総裁選で消費税アップを言ってきた谷垣氏を完全に組閣人事で排除したように、財務省に近くて消費税アップにも前向きなイメージのある与謝野氏も同じように外された、というのが有力。安倍首相も最初の会見で「自らの給与を30%、閣僚の給与を10%カットする」と言っているだけに、すくなくとも参院選までは消費税アップの話はおあずけ、自主的な歳出カットを強く演出したいようだ。官僚に人気があって海外の投資家にも人気のあった与謝野氏だが、復活の日はくるのか。ちなみに、ロイターは与謝野氏の入閣がなかったことがサプライズと書いていた。


夕刊フジの一面に東証の株価表示ボード写真といっしょに「ご祝儀」という見出しが出ていた。なにしろ今日は日経平均で+390円の東京市場大暴騰。一気に16,000円手前まで回復している。これが安倍首相誕生のおかげといいたいんだろうが、投資家にしてみりゃふざんけんなって話だ(笑)。実のところ、前日にニューヨーク市場が高騰しているのが理由であって、安倍政権とはなんも関係ないのは明白。だいたい総裁選で勝った段階でぜんぜん上がってないわけだし。株式相場は終わった後ではなんとでも言えるわけだが、さすがに安倍政権発足と一緒にしてしまうのはあまりにもひどい。それにしても、相場に元気がない状態で昨日も今年最低の薄商いだったというのに、今日は突然の大暴騰でサプライズであるのは確か。個人で日経平均先物を売っていた人はだいぶ死んだかも。


松井は復帰後初めて守備にもついてばっちりこなしたそうだ。プレーオフとワールドシリーズでははたして起用されるのであろうか。

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■夕刊フジ
 安倍の懐刀 霞ヶ関 恐怖
 “2代目カミソリ”的場順三
 与謝野を外したワケ
 挑戦!Dインパクト検定


■日刊ゲンダイ
 安倍 新内閣 弱点 徹底分析
 与謝野外しの真相
 松井 左翼 攻守に活躍

■東スポ
 松井 左翼守備 復活
 スプリンターズS 追い切り


■ナイガイ
 日テレ セクハラ騒動 10億円損害

関連本など
経済小説で有名な高杉良氏の対論集。さまざまな評論家との対談を収録、“残念組”筆頭の与謝野馨氏との対談もある。

20060926

自民党・安倍晋三総裁は今日予定通りに第90代内閣総理大臣に選出され、そして即日組閣人事を発表。タブロイド紙も「速報」の見出しで組閣人事を随時報じるなど大忙し。


全体になんとも花のない人事のような気はするが、ま、それもこれからの実績次第か。麻生氏が外相にそのまま留任したのは大方の予想通りだけど、谷垣派閥が完全に外されたというのは、なかなか優男風の安倍氏にしては厳しい対応。党三役も含めて、とにかく自分の支持者たちで固めて敵は排除、というのははっきりしててそれはそれでいい気もする。参院の候補者見直し発言で対立した青木・参院会長に関しては、すっかり向こうの言い分を飲んで参院から2名入閣させているけど、これは「相手の言い分は全部飲んだ、代わりに参院選の候補者見直しはやらせてもらう」というバーターじゃないか、と指摘する評論家もいたが、さてその分析が正しいかどうか、この先のお楽しみ。注目の女性閣僚としては、高市早苗氏と大田弘子氏が入閣している。


奈良市で新聞販売員が7歳の女の子を殺して性的いたずらもしたという事件の判決公判が開かれ、判決は死刑。なんと、判決が出た瞬間に小林薫容疑者は笑みを浮かべてガッツポーズをしてみせたという…。もちろん、その様子を女の子の両親は傍聴席で見ていた。反省の態度も見せず、更正の自信がないと自ら死刑を望んでいたというが、それにしても最後の最後までこの犯人は自分の性欲のためだけに人を傷つけまくったわけだ。まったく忌まわしい。子供と大人じゃ体も知性も差がありすぎて、大人の一方的な欲望が暴走すれば子供がとんでもない被害者になってしまう。この事件を機に幼児に性欲を持つ趣味は危険だという認識が広まったと思うが、最近じゃマンガやアニメのキャラクターがどんどん若年化してセクシャリティを売る方向に行っていて、そういう趣味を煽っているような気がしてならない。今一度、この事件を知って考えろ、と個人的には言いたい。被害者1人の殺人事件での死刑は珍しいそうだが、これで事件に巻き込まれた人たち、社会としても何か解決したのだろうか…と考えるとなんともやりきれない。


格闘家の桜庭が入院したそうな。前の試合で失神するほど殴られているのにレフェリーが止めずに問題となったことは記憶に新しいが、そのときの影響でなければいいが。

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■夕刊フジ
 完全 組閣 速報
 松井 8号 3ラン 猛打賞


■日刊ゲンダイ
 塩崎 官房長官 高市早苗 入閣
 塩崎 官房長官 麻生 残留
 安倍 新内閣 顔ぶれ決まる
 参院枠は青木の言いなり
 奈良女児誘拐殺害 小林薫 死刑判決

■東スポ
 桜庭 緊急入院
 松井 3ラン
 たけし 痛烈 安倍総裁 斬り


■ナイガイ
 幻の一戦 金子 VS 永井大


■夕刊デイリー
 秀喜 大モメ 8号
 安倍 内閣 顔ぶれ決定

関連本など
「美しい日本」ならぬ「新しい日本」。“鉄の女”サッチャー女史による日本への提言の書。高市早苗女史も、この本に参加している。

20060925

自民党の新三役人事発表とプロ野球のドラフト会議が重なってタブロイド紙は人事ネタでいっぱい。


まずは自民党三役。幹事長には中川秀直氏、総務会長には丹羽雄哉氏、政調会長には中川昭一氏に決定。前から予想されていたとはいえ、中川氏が幹事長とはインテリぼんぼん風の安倍氏との対比が面白い(笑)。役割はボディガードか汚れ役か。幹事長代理には石原伸晃氏も入った。いずれも安倍氏を支持してきた人だけに、安倍新総裁誕生した段階で勝ち組と負け組がはっきりした感じ。今回、安倍氏は小泉氏と同様に電話で一本釣りだったとか。ここはまず小泉流を継承か。


ドラフト会議は今回大活躍した甲子園組が対象とあってひさびさの盛り上がり。一番の注目だった駒大苫小牧・田中投手は4球団が競合し、最終的に楽天が交渉権を獲得した。TVでは地元タクシー運転手にインタビューして「えーっ。楽天だけには行ってほしくないってみんなで言ってたのに」とコメントしたところを流していたが、当の本人も「野村監督以外は顔がわからない」と言っているくらいで、あまり嬉しくはないのかも。まぁこれからの選手だし、楽天も彼をうまく育てて新しいプロ野球のスターに仕立て上げられれば、それでいいんじゃないかな。


そういえば、桑田の巨人退団騒動ってドラフト直前というタイミングだったのね。巨人のオフィシャルサイト上で退団もしくは引退を匂わすことを書いて大騒動になったけど、このタイミングを狙ってたのかも。


脇見運転の車が園児の列に突っ込んだという惨事があって大きく報じられているけど、これは飲酒運転問題の流れなのか。確かに悲惨な事件だが、TV各局が大挙して現場を写して6時台のニュースで生中継するほどのことかいな、という気もする。なんというか、お涙頂戴と飲酒事故とからめて視聴率とりたいだけのようだし、どこか野次馬的でワイドショー的。もっとほかに報じることがあるんじゃないのかな。この運転手、カセットテープをいじろうとして事故を起こしたとか。今度はカーステレオいじったら切符切れとかいいんだす人もありそうだな…。レアケースを取り上げてなんでも禁止ってヒステリックに叫んでも仕方ないのだが。


民主党の小沢代表が病院に運ばれたという話は、チェックした時点ではまだ前垂れには記載なし。

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■夕刊フジ
 三役決定 中川秀 幹事長 丹羽 総務会長 中川昭 政調会長
 車突っ込む 園児3人 心肺停止
 ドラフト改革 大激論


■日刊ゲンダイ
 自民新三役決まる 中川秀 幹事長 丹羽 総務 中川昭 政調
 高校生ドラフト速報 田中 駒苫→楽天・巨人→坂本 光星

■東スポ
 高校生ドラフト 速報 田中 楽天 堂上 中日
 桑田 退団登板 恐喝事件


■ナイガイ
 サスケ 素顔で参院選出馬

関連本など
ドラフトの結果がもう出ているのでいまさら…という気もするが、報知高校野球という雑誌の増刊号でハンカチ王子こと早実・斎藤投手や駒大苫小牧・田中投手などを取り上げている。改めてチェックしたい人は、これを読むといいかも。

20060923

今日は秋分の日でほとんどの新聞は休み。そんなときこそ東スポの出番!と思いきや、前垂れに出ていたのは「タイソン VS 高田」「矢部美穂 AV 追跡」の2行。どっちもそんなにニュースバリューはないような気もするが、まぁネタがなかったのか(笑)。


記事はチェックしていないが、「タイソン VS 高田」は10月21日(土)にラスベガスで行われる総合格闘技PRIDEのことだろう。髙田延彦が1週間ほど前にタイソンが登場すると公言しているので、その話をふくらました記事ではないかな。もっとも、タイソンはマイクパフォーマンスで登場するだけという話だったけど。しかし、もうタイソンなんて終わったボクサーのことはどうでもいい気もするんだが…。そんなにバリューあるかねぇ。


同じく、たいしてニュースバリューがあるとも思えないのが「矢部美穂 AV 追跡」。矢部美穂がAVに出演するという噂を追いかける、という内容の記事。矢部美穂という女性タレントは、これまでちょっとテレビに出てたくらいで売れてもいないのに、たびたびAV出演の噂についてタブロイド紙や芸能雑誌などで取り上げているが、いったいなぜなんだろう?どうもAVメーカーか事務所側が何かの事情でリークして、それにまんまとメディアが乗ってるだけのような気がするんだけどなぁ。


ま、どうでもいいんじゃねぇの?という話を大げさにやるからこそ、東スポは面白いんだと言ってしまえばそれまでだが。それにしたって矢部美穂のAVだのタイソンと高田だのどうでもよくね?(笑)

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■東スポ
 タイソン VS 高田
 矢部美穂 AV 追跡

関連本など
矢部美穂が自分の体験をもとにして書いたという官能小説。私生活をばらすような官能小説をすでに出しているし、かなり際どい写真集やDVDも出しているので、いまさらAV出ても驚かないんでは?

20060922

夕刊フジはまたネットの話題を大きく取り上げている。2ちゃんねるの管理人であるひろゆき氏が“失踪状態”にあるという。記事の後半ではmixiと2チャンネルを対比したコメントがあって、ちょっと目をひいた。


ネットのネタが大好きな夕刊フジだけに、この記事に関してはずいぶん嬉々として記事を書いているなぁという感じ。ひろゆき氏はこれまでにもいろいろと騒動を起こしていて、ネットを知る人間からすりゃ、あぁまたかいなぁという印象でしかないのだが…。なんでも、8月中旬から携帯電話にも出ないしメールにも返事がないし、住居にも姿が見えず関わっている裁判は進展せず、警察関係者も連絡が取れていないという。


記事は2ちゃんねる閉鎖の可能性を示唆するが、それはまた煽動的な話じゃないかって気がする。ひろゆき氏のことだから、まぁまたひょっこり姿を現すのだろうし、記事でも触れているが、ブログ自体は頻繁に更新されているというから、別に死んでるわけでもなし(別の誰かがやってる可能性は否定できないが)。巨大な匿名掲示板である2ちゃんねるが、いったいどう運営されているのか謎は多いが、ひろゆき氏1人がいなくなったからといって死ぬとも思えない。



ただ、井上トシユキ氏のコメントで、半匿名コミュニティのmixiが拡大したから、もう2ちゃんねるは役割を果たしたんじゃないか、という指摘はちょっと面白い。2ちゃんねるは匿名であるがゆえに、誹謗中傷などの発言が多く、犯罪に関係することもたびたび。人と人との関係が断絶されているがゆえに本音は出やすいものの、理性まではずれて暴走しやすい面がある。一方、ある程度個人情報を明かしてやりとりするSNSのmixiは、人と人との距離が近く安心してコミュニケーションできるとあって、2ちゃんねる同様に草の根的に人気を獲得していった。これが2ちゃねるの反動、アンチテーゼとして考えることはできなくもない。そもそも2ちゃんねるはアングラ的な位置付けにあったわけだし、これがネット文化の中心だというほうがある意味変なわけで、それが新たなコミュニティの台頭で位置づけがまた変わってくるとしたら、それも自然なこと。実はひろゆき氏自身も、これ以上の2ちゃんねるのいろんな意味での膨張は望んでいない気もするのだが。ま、mixiのほうが先に廃れる可能性だってあるわけだが…。


値段が高いとさんざん叩かれまくりのPS3。東京ゲームショウ2006では発売前の値下げ宣言を行ったそうな。といっても最下位機種だけの話で、6万2,790円から4万9,980円になったというのだが、それでも高いだろ(笑)。だいたい、Nintendo DSのヒットやケータイを使ったカジュアルなゲームの隆盛を見ればわかるとおり、もうグラフィックスや速度といった性能重視のハードと暗い画面で血しぶきばかりのマニア向けゲームなんぞ、もう終わってるんじゃないかな。世間ではPS3より任天堂Wiiiのほうが期待されているというのもわかる気がする。マニアの一部とカジュアルなマスという軸では、2ちゃんねるとmixiとも似ているところがあるようなないような。


日テレの船越アナがセクハラで平社員に降格されたそうな。アイドル的な女子アナがたくさんいるところで毎日働いているのだからは、それこそ理性の足りない男は自分で身を滅ぼしてしまうわね。

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■夕刊フジ
 PS3 苦渋 値下げ
 2ちゃんねる 管理人 失踪
 2ちゃんねる「ひろゆき」失踪
 安倍&閣僚候補 相性診断
 宮里藍 連続Vへ好発信


■日刊ゲンダイ
 “23億円”セクハラ訴訟
 斎藤 早実 藍 ゴルフ『超一流』の証明
 安倍 女 大臣探し 迷走

■東スポ
 日テレ 船越アナ 乳もみ
 落合 盗難 内部犯行説
 松井 仰天 要求
 中山 確定


■ナイガイ
 ゴマキ 豊胸 疑惑

関連本など
夕刊フジでもコメントを出していた井上トシユキ氏の2ちゃんねるを分析した本。誕生から急成長、閉鎖騒ぎといった過程を追いながら、実態と社会的意味を分析している。ひろゆき氏のインタビューも豊富。