こんにちは。
さて、次はどの食器について書こうかなあ、
と棚を見ていたら、
大学で上京するときに持ってきた
しばらく出番なく、しまわれたままでした。
形状からするとスープ皿なのでしょうけど、
私には「カレー皿」。
高校生までは実家で、
大学でひとり暮らしをしていたアパートで、
これでよくカレーライスを食べたものです。
最近はスパイシーな食べ物が苦手になってしまって、
カレーライスを食べる機会もすっかり無くなったのですが、
高校生までは好物のひとつでした。
おいしそうなカレーライスが、
いつも盛りつけられていたのがこの皿です。
久しぶりに手にとってみた、このちょっと厚手の陶器。
手によくなじみ、ずっしりと安心感のある重みでした。
長年使われてきた、たくましさをただよわせています。
この皿を見て、
中学高校の頃住んでいた社宅の食卓が、
頭によみがえりました。
実家は何度か引越しているので、
自分がかつて暮らした社宅の食卓を
再び見ることはもう無いのですが、
この皿を見ると、その光景が目に浮かびます。
すばらしい食器というと、
高級品やアンティークばかりが思い浮かんでいました。
思春期の時期を共にしたこのカレー皿、
高級品ではないけれど、
形もデザインもシンプルで、
なかなかに良いものだなあと思います。
窯印は、「tono china」とあります。
調べてみると、岐阜県にある、
東濃陶器、という会社のものかもしれません。
あるいは、東濃地方のほかの会社でしょうか。
同じ普段使いのものでも、
洋服や靴、文房具などは、
あまり長くは使い続けられないものが多いでしょう。
こうして長い年月を経て、
遠い昔を思い出させてくれるのも、
食器の魅力だなあと思います。
久しぶりに、この皿で、
カレーライスを食べてみたい気になりました。
でもスパイシーなものはやっぱり苦手なので、

















