第55回 戦術と技術の幅を広く!! | 子供たちの背中を押す卓球Lab

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主にジュニアを中心に卓球のコーチングを行っております。
心技体・生活と、あらゆる側面からサポートさせていただいております。

こんばんは!

ZEROです^^

 

 

 

 

あらゆる大会で勝ち上がっていく

ためには、対戦相手が自分の一番

嫌がるタイプである場合や、実力差が

はっきりしていてまともに戦っては全く

勝負にならないという場合でも、どうすれ

ば勝利に近づけるかを考えなければなら

ない。

 

 

例えば、

相手のサーブの回転が全く分からない

場合でも、レシーブを何とか返すだけ返し

て、4球目のカウンターにかけるという戦

い方は可能です。

 

レシーブでいい展開に持っていけなくても

その後を工夫すれば勝負になる。

 

 

同じように、

ドライブ戦に持ち込まれるとどうしようもない

場合にも、ドライブを打たれたら一歩前に出

て、前陣で打ち返す作戦で戦えばいい。

 

 

 

 

 

そのように、

自分が苦手とする展開や失点しやすい

パターンをしっかり把握しておけば、そこを

何とかしのいだり回避したりすることで、

得点のチャンスはいくらでも生まれてくる。

 

 

相手の弱点を探すことも重要だが、

試合中に自分の弱点を修正できるような

戦術と技術の柔軟性・弾力性というものが

もっと重要なのである。

 

 

 

卓球には、

「誰と戦っても完勝する」などという完璧な

スタイルは存在しない。

 

 

逆に言えば、

どんな戦型にもチャンスがあるのだ。

 

その中で大切なのが、

技術と戦術の幅である。

 

 

 

トランプでいうところの、自分自身の

持っているカードが多いか少ないか.....。

 

対戦相手や試合の局面によって

エースカードを出せる時もあれば、

弱いカードを出さなければならない場合

もあります。

 

しかし、

カードの枚数が極端に少なければ

それ以上戦うことは出来ない。

 

 

ひとつの戦術や技術を鍛え上げること

も必要だが、いざという時の緊急手段を

いくつも用意しておかなければ、卓球では

戦えない。

 

 

 

手持ちのカードをいかにうまくやりくりして、

自分の有利な展開を作っていくか....。

 

 

そこが「勝負」というものの醍醐味なのだ。

 

 

 

 

 

 

ご参考まで。