7月21日~7月26日鉄旅日記:寝台特急北斗星+トワイライトエクスプレスで北海道の旅⑥
前回の続きです。
7月25日(金)、札幌駅4番ホームから寝台特急トワイライトエクスプレスは出発します。
ホームにはたくさんの方が撮影されており、僕も同じく車両の撮影^^
乗車して、荷物を上段寝台へ載せ、通路側の折りたたみ座席を利用することにしました。
なにぶん、Bコンパートメント上段には窓がなく、下段の窓の上部が少しかかって外が見えるぐらいですから、その環境で上段にこもることはできませんのでねw
通路側窓にビデオカメラをセットし、車窓を楽しむことにしました。
Bコンパートメントは、開放型B寝台に簡易扉とカーテンが付いているため、4人なら個室のようになるんですが、1人利用だと、かえって窮屈ですね。
僕のボックスでは、残り3席がお子さん連れのご家族でしたから、ボックスをご家族連れが主に使って、通路側
座席を僕が使うという棲み分けが自然とできたのですが、これが全員1人利用だったとすると、なかなか厳しくなります・・・。
トワイライトエクスプレスは札幌駅を定刻どおりに出発。
ほどなく、「いい日旅立ち」のメロディーと出発アナウンスが車内に流れ
ました。
そのあと続けて、「ハイケンスのセレナーデ」と車掌さんの車内アナウンス。
やはり、寝台列車の旅では、「ハイケンスのセレナーデ」を聴かないと物足りません!w
しばらくして車掌さんが検札に。
その検察が終わったあと、僕は早速食堂車に行ってシャワーカードを購入しました。
トワイライトエクスプレスのロビーカー「サロンデュノール」にはシャワールームが2室設置されており、食堂車でシャワーカードを購入することで利用できるのですが、1人あたり30分の時間制なので、早めに
買わないと希望する時間に入れないのです。
1つ目の停車駅は南千歳駅。ですが、なぜだろう、車内アナウンスがありませんでした。
南千歳駅を出発してしばらくすると、「旅のしおり」販売のアナウンス。
このしおりには、車窓の見どころなどが書かれていて、車内で長時間過ごすには良いガイドブックなのです。
冊子は大阪から札幌に向かう下りトワイライトエクスプレスの時系列で書かれているのですが、一部を除いて逆読みすれば使えます。
1冊600円。僕も買いました。
14時50分頃になると、食堂車からティータイムの準備が整いましたとのアナウンス。
大阪発の下りトワイライトエクスプレスは、予約なしで利用できるランチタイムがあるんですが、上りトワイライトエクスプレスは出発時間が遅いのでティータイムが設定されています。
ただし、食事ではなくスイーツとドリンク程度だとか。
僕はディナーを予約しているので利用しませんでしたが、ラストオーダーは15時30分、終了は16時だそうです。
東室蘭駅に到着したとき、食堂車のスタッフの方がディナーと翌朝の朝食の確認に来ました。
僕は、ディナーをあらかじめ予約していたのでチケットを渡し、合わせて明日の朝食も予約。
その後は、引き続き車窓を楽しんでました。
車内はさすがBコンパートメントというか、乗客の声があふれており賑やか!
特に、子供さんははしゃいでましたね。
寝台特急は、一人あたりの空間が大きいので、行動の自由度が高いんですよ。
だから、家族連れの旅行で利用するには最適だと思うんです。
次々になくなっている寝台列車ですが、やり方を少し工夫すれば豪華列車じゃなくてもニーズに応えられる車両だと思うんですよ、僕は。
さて、トワイライトエクスプレスは函館駅の一つ手前、五稜郭駅へ。
約20分間停車し、機関車を交換するのですが、残念ながら扉が開かないため、機関車の連結作業を見ることができません。(´д`lll)
同じボックスのご家族が、「扉が開かない」とおっしゃってたので、少しお話して敦賀の機関車交換は見ることができることをお話ししたんですが、僕もこの機関車交換が見られないのはもったいないなぁと思います。
北斗星なら、函館駅に入って機関車交換が見られるんですけどねぇ。残念。
五稜郭駅からは、進行方向が逆になって走行。
さすがに19時を回ったので、外も薄暗くなってきました。
この先、青函トンネルに入っていく時間に合わせて、僕が予約した食堂車のディナータイム(19時30分~21時)が始まりました。
寝台はBコンパートメント上段ですが、やはりディナーを「ダイナープレヤデス」で食べたいですから!
ということで、この日のフランス料理フルコースのメニューはこちら!
1 オマール海老とセロリのピューレ
蕪とオレンジのサラダ仕立て
ヴァニラの香り
2 2層のヴィシソワーズ ローズマリー風味
3 マナガツオのオーブン焼き プロヴァンス風
4 黒毛和牛のステーキ 夏野菜のロースト じゃがいもとにんにくのクレープ
5 ローストしたマンゴーのゼリー仕立て ヴェルベーヌのシャーベット
これらの料理にパンが付きます。
また、食後にはコーヒーまたは紅茶が付きます。
どの料理もすごくおいしくて、口に入れたら思わずにんまり笑ってしまいました。
やっぱり、うまいものを食べると自然に笑ってしまいますなぁw(^~^)
もちろん、アルコールを頼むこともできますが、僕は基本お酒類を飲まないので、ソフトドリンクを注文。
ちなみに、青函トンネルは食堂車の窓から眺めたんですが、車内が明るいのであまりよく見えなかったかな。海底駅の様子を見たかったんですが・・・
見逃しましたσ(^_^;)
食堂車でおいしいディナーを堪能したあとは、サロンカーでグッズを販売しているのでそちらに移動。
サロンカーにはたくさんの方がいらっしゃって、グッズを購入する方も凄く並んでる!Σ(・ω・ノ)ノ!
グッズは、ディナータイムが始まるまでにもワゴンサービスで販売されてたんですが、利用者が多かったせいか、僕が乗車している9号車まで回ってこなかったんですねぇ。
布バッグ、クリアファイル、ヘッドマークキーホルダー、バッグハンガーを買ったのですが、スポーツタオルは既に売り切れでした。残念。
また、サロンカーには記念スタンプが置いてあると思ったんですが、車掌さんから車内アナウンスがあり、明朝からスタンプを置くとのこと。その理由は・・・スタンプを押すときに分かりました。(-""-;)
22時から、予約していたシャワールームを利用。利用できる時間は22時30分までで、お湯の出る時間は合計6分間(スイッチでシャワーを出したり止めたりできます。止めてる間はカウントされません)。
6分間と言えば短いと思うかも知れませんが、普通に体や頭を洗ってシャワーを浴びるには十分余裕があります。
さっぱりして寝台に戻ると、すでに同じボックスのご家族はお休みの様子だったので、僕はパソコンを持ってサロンカーへ。
ディナータイムにはたくさんの方で賑わっていたサロンカーも、この時間になると数人しかいらっしゃらなかったので、1時間ほど車窓を見ながらまったり過ごしました。
このあとは、Bコンパートメントなので一人長く起きているわけにもいかず、日付を超える前に就寝・・・しようとしたんですが、暑い(><;)
通路はそんなことないんですけどね、空調も効いてるはずなんですが、寝台カーテン引っ張らないといけないし、Bコンパートメントはボックスで簡易扉も付いてるので、保温性が高いんですねぇ。
個室なら自分で空調を調整できるんですが、ここは開放型B寝台の限界だなぁ(´□`。)
翌朝は、7時前に起床。洗面を済ませてから食堂車に行って朝食。
流れる車窓を眺めながら温かい食事をいただくのは本当に贅沢です!
:*:・( ̄∀ ̄)・:*
朝食は相席となったのですが、ここでも一緒された方から話しかけていただいて、いろいろお話をさせていただきました。
僕って話しかけにくい方だと思うんだけど、やっぱりこういう列車の旅を楽し
んでいる者同士だと、打ち解けちゃうんですかねぇ。
もちろん、朝食はおいしゅうございました(o^-')b
サロンカーに移動すると、今朝置かれた記念スタンプに長い列が!
( ̄□ ̄;)
僕も並んで順番待ち。結局スタンプが押せるまでに30分以上かかりまし
た。
まぁね、スタンプの数が多いですからねぇ。w
しかし、ここで夜にスタンプが置かれなかった理由が判明!
トワイライトエクスプレス25周年記念のスタンプが行方不明とのこと!!( ̄□ ̄;)!!
「行方不明」とは書いてありましたが、おそらく心ない輩が盗んだんじゃないかと思いましたよ!
旅の記念にみんなで使えるように準備されたス
タンプを、自らの私利私欲で盗むなど言語道断もってのほか!!
もし盗まれたのなら、そんな輩は鉄道ファンでも鉄道マニアでもありません!単なる犯罪者です!
そんな犯罪者は市中引き回しの上、はりつけ獄門の刑にでもすれば良いんだ!!ヾ(。`Д´。)ノ
スタンプシートの裏面には、この日の乗車記念として車掌さんにもサインをいただきました。
他にも多くの方が同じようにされていたので、車掌さんも手慣れていましたよ。
9号車に戻ってからは、再び通路側の折りたたみ座席で車窓を堪能。昨日の曇り空とは違い、青空が広がって車窓がとてもきれい。
子供さんたちは再び元気いっぱいで、車両の中は大きな声やら笑い声が絶えませんでした。
このあたりは、昼行特急では見ることのできない寝台特急ならではの様子ですねぇ。
僕は再び車窓をビデオカメラで納め始めたんですが、そのときに「昨日も撮られてましたね。」「動画はネットでアップしますか?」と話しかけられましてw
えー・・・、すんません、動画のアップはかなり手間がかかるので今のところ考えておりませぬ。
(;^_^A
Bコンパートメントだったので、かなり他の方のお声も入ってますしね(お子さんがはしゃいで何度もしゃべってた「じゃまくらです!」って何?(笑))
ブログのことは一応お伝えしましたが、見ていただくほどのものではありませんので・・・。
(;´▽`A``
北陸トンネルを抜けると、いよいよ敦賀駅!10時36分に到着して16分間の停車時間。
この間に、青森から引っ張ってきた機関車が交換されるので、その風景を撮影です!
交換されるのは同じトワイライト色のEF81ですが、こうした作業を見ることができるのも、客車列車の旅を彩る一つのイベントですねぇ。
鉄道ファンならずとも見たいと思う気持ちは同じで、たくさんの方が先頭車
付近に集まりました。
そこには、食堂車のスタッフの方もお見えになって、一緒に記念写真を撮られている乗客がいらっしゃいました。
さすが!スタッフの皆さんサービス満点です!
敦賀駅を出ると、となりの新疋田駅まで鳩原ループ線を通るため、車掌さんがアナウンスで見どころを詳しく案内。
いいですねぇ、こんなに丁寧に解説していただくと、鉄道ファンならずとも見入ってしまいます(o^-')b
湖西線に入ると琵琶湖が見えてくる
んですが、ここでも車掌さんから解説のアナウンス。
こちらも素晴らしいビューポイントですね。
列車は大津京駅で一旦停車。扉は開きませんが、後続の特急サンダーバードに道を譲ります。
敦賀駅でも後続の特急サンダー
バードに道を譲っていましたから、サンダーバードと比較すればゆっくり走っているのです。
けれど、楽しい旅はそんなに早く終わって欲しくないじゃないですか。
ビジネスならともかく、列車自体を楽しむトワイライトエクスプレスの旅に高速走行は無粋ですからね。
大津京駅でふと窓の下の方に目を
向けると、「5秒ルール」と書かれた看板が。(?_?)
なんですか?このホームでは落としても5秒以内に食べればセーフと?!(Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン!)
帰ってから調べると、保線作業員の安全確保上のルールだそうですね。
こんなワンポイントも、サンダーバードに乗っていたら気がつきません。(-_☆)
京都駅出発のさい、車掌さんから新大阪駅・大阪駅の到着時刻案内があったのですが、それとともに下りトワイライトエクスプレスとのすれ違いがあるとのアナウンスが!
カメラを持ってデッキに移動し、待ち
構えておりますと、来ました!下りトワイライトエクスプレス!
こちらはもうすぐ終着駅に着くわけですが、あちらの列車は今旅が始まったばかり。
向こうの列車の乗客さんが、少しうらやましくなりました。
京都駅からは、案内前に「ハイケンスのセレナーデ」を付けてくれたアナウンスですが、新大阪駅を出発し、終着大阪駅前のアナウンス終了後には、再び「いい日旅立ち」のメロディーが流れ、旅の最後を飾ってくれました。
そんな楽しいトワイライトエクスプレスの旅も、大阪駅に12時53分到着。
僕はホームで最後の写真撮影をし、
列車が出て行くのを見送りました。
楽しさとおもしろさと感動がたくさん詰まった寝台特急の旅。
効率的ではないかも知れないけれど、こんな粋な旅をする選択肢をなぜなくしてしまうのか、残念に思えてなりません。
今回はBコンパートメントでしたので、来年春までにまた乗りたい!今度
は個室でw!と思わずにはいられない素晴らしい列車の旅でした。
ちなみにこのあと、大阪駅で友達と待ち合わせていたので、昼食で立ち食いそばを食べたあと、一緒に「赤福氷」を食べに行ったのですが、順番待ち1時間以上と言われたのであきらめ、お土産だけ渡して神戸に帰りました。
新快速は混んでましたしねぇ、いきなし現実に引き戻されました・・・(T▽T;)
はい、長かった鉄旅日記もこれで終了です。
最後に、7月25日(金)に札幌駅を出発した上り寝台特急トワイライトエクスプレスの列車編成表を掲載します。
●2014年7月25日(金)、札幌駅発上り寝台特急トワイライトエクスプレスの列車編成表
↑五稜郭、大阪
牽引機 DD51 1100(札幌~五稜郭)※DD51は2重連
牽引機 DD51 1148(札幌~五稜郭)
牽引機 EF81 44 (青森~敦賀)
牽引機 EF81 113 (敦賀~大阪)
1号車 スロネフ25 502 A寝台個室(スイート、ロイヤル)
2号車 スロネ25 502 A寝台個室(スイート、ロイヤル)
3号車 スシ24 2 食堂車(ダイナープレヤデス)
4号車 オハ25 552 サロンカー(サロンデュノール)+シャワー室
5号車 オハネ25 524 B寝台個室(シングルツイン、ツイン)
6号車 オハネ25 521 B寝台個室(シングルツイン、ツイン)
7号車 オハネ25 512 B寝台個室(ツイン)+ミニサロン
8号車 オハネ25 562 Bコンパートメント
9号車 オハネフ25 502 Bコンパートメント
電源車 カニ24 10
牽引機 ED 79 ???(五稜郭~青森)
↓札幌、青森
※札幌駅は1号車側を先頭にして出発しますが、五稜郭~青森間は進行方向が逆になり電源車側を先頭に、青森~大阪間は再び進行方向が逆になり1号車側を先頭にして走行します。
※ED79の番号は、扉が開かないため確認できません・・・。





