3月13日~3月15日鉄旅日記:寝台特急あけぼのラストラン乗車②
3月14日(金)、上り寝台特急あけぼのは、反対列車の遅れの影響で青森駅を約5分遅れで出発。
ほどなく車内アナウンスが流れましたが、詳しい案内は次の新青森駅を出発してからとのこと。まぁ、そりゃそうでしょうね。
新青森駅を過ぎると、車掌さんから詳しいアナウンス。各停車駅と到着時刻を所定時間(遅れがなかったこととしての到着時間)で案内。
車内の案内があり、4号車は途中の羽後本荘まで指定席として利用できるとのこと。
そして、車内販売は、新青森駅から秋田駅まで営業するとのこと!
待ってました!о(ж>▽<)y ☆
そのあと、寝台特急あけぼのについてこれまでの歴史が簡単に説明されました。
このアナウンスを聞くと、やはりラストランなんだなぁと感慨深くなります。
続けて、車内販売員から弁当と鉄道グッズを載せたワゴンが車内に参りますとのアナウンス!
とはいえ、ラストランですから、「車内販売の利用客が多いだろう。ワゴンが回ってくるのは遅くなるだろう」と予想して、先に夕食を済ませることにしました。
上野駅で午前中に買った寝台特急あけぼの記念弁当、もう1つの残り。車窓を眺めながら夕食としていただきました。
弘前駅でも本当に沢山の人がホームにいらっしゃいました。駅員さんは「さよなら寝台特急あけぼの」の横断幕を持ち、出発のときには、多くの方が手を振ってくださいました。
最初の遅れが影響して、弘前駅も約5分遅れで出発です。
(なお、車窓の写真は、ほとんどがビデ
オカメラの動画から静止画として保存したものを利用しているため、不鮮明となっています。)
続く大鰐温泉駅では、雪が積もったホームの中で多くの方が待ち構えており、お手製の横断幕を振っているかたもいらっしゃいました。
大館駅は約7分遅れの出発で、沢山の方が手を振っての送り出し。「ありがとう~!」の声が車内まで聞こえたのにはぐっときました。
大館駅を出発してから鷹ノ巣駅に到着する間に、ようやく車内販売がきた・・・のですが、ワゴンではなく袋に入れて回ってこられましたw( ゚ ▽ ゚ ;)
どうも、ワゴンと手持ちの2人で回ってるみたいで、僕もキーホルダーとかプレートとかいろいろ購入したのですが、記念弁当がなくサボも売り切れていたので、とりあえず買えるものを購入。
その後、しばらく待ってもワゴンが回ってくる様子がなかったので、僕はワゴンの車内販売を見てみようと車内を移動したのです。
そしたら、ワゴン販売が車内を回ってこないはずです!僕と同じように、ワゴン販売でグッズを買おうという人が大勢並んでるもの!( ̄□ ̄;)!!
やばっ!と思いながら僕も並んだんですが、僕の順番が回ってきたとき、すでに記念弁当は売り切れ!サボも売り切れ!
仕方がないので、さっきの車内販売で売り切れていたグッズを買い足して、自分の車両に戻りました。
二ツ井駅でも沢山の人があけぼのを迎えてくれて、大きな歓声が車内にいても聞こえました。
東能代駅でも沢山の人が見送りに来ており、中にはサイリュウムを持って手を振っている人もw
更に、発車間際に駅の構内放送で「長い間ご苦労様でした。さようなら!」と放送されたのにはぐっときましたよ。
駅員さん、粋な計らいをしてくれるものです!
森岳駅では、真っ暗な対向ホームでもカメラを構えた方が沢山・・・三脚なくても写るんだろうかw
そして、森岳駅出発後、手持ちの車内販売の方が再び回ってきまして、その手には売り切れと聞いていた「サボ」を持ってる?!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
聞いてみたら、再び仕入れてきたとの話。もちろん購入させていただきました!
(ノ´▽`)ノ
このあとしばらく車窓を眺めていましたら、車掌さんが回ってきまして、その手には記念パネルが!
そのパネルを乗客が持ち、車掌さんが記念撮影するサービスをしていたのですが、僕は自分が写りたくなかったので、車掌さんにパネルを持っていただき、撮影させていただきました。
八郎潟駅でも沢山の方が見送りに。どう見ても、鉄道ファンというより地元の方々です。
これまで、列車のラストランといえば鉄道ファンが沢山詰めかけている光景を目にするのですが、今回、寝台特急あけぼのに関しては、国鉄時代から東北と東京を結んできた歴史があるからでしょうか。
どう見ても鉄道ファンとは思えないようなお年寄り、女性、子供さんなど地元の方々が「見送りに来たよ」と言わんばかりに手を振る様子を止まる駅駅で見かけました。
こういう姿を見ると、寝台特急あけぼのはほんとに地元に根付いた列車だったんじゃないか、なくすのはほんとに惜しいと思わずにはいられませんでした。
さて、車内販売が終了となる秋田駅には約9分遅れで4番ホームに到着。青森駅とともに報道陣がカメラを抱え、鉄っちゃんも沢山待ち構えていたのですが、飲み物が欲しい!
車内販売では飲み物を売っていなかったので、車掌さんに停車時間と自動販売機の場所を聞いてホームへ降
りることに。
ホームはさすがに人が多い!!
何とか飲み物を買って列車に乗り込み、窓から様子を見ていると、改めて凄い人数だと思いました。
もちろん、鉄道ファンだけではありません!子供さんが「ありがとう」と書いた旗を振ってる!おばあさんがレジ袋に入った「サボ」を持ちながら見送りに来てる!
こんな光景を見るとね、ほんとに皆さん暖かいと思うのです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
列車は秋田駅を約12分遅れで出発。
ほどなく、「ハイケンスのセレナーデ」とともに車内アナウンス。
秋田駅で交代した車掌さんから、今後の停車駅と到着予定時刻、車内の案内、若干の注意事項という詳しい放送が行われ、この放送を最後に、明くる朝大宮駅到着約20分前まで車内放送をお休みするとのこと。
やっぱり、放送終了が早いと思うんですけどねぇ。
また、ここでも寝台特急あけぼのの歴史が簡単に紹介されました。
次の羽後本荘駅にも沢山の人が見送りに来ていたのですが、中にはアコーディオンで「蛍の光」を演奏している人も!(ノ´▽`)ノ
「ありがとうあけぼの」というお手製の横断幕を持っている方もいて、女性の方も多かったのです。
さて、上り寝台特急あけぼのを「指
定席特急券」で利用できるのは羽後本荘駅まで。
ここからの停車駅は、寝台券がないと乗車できないという、正真正銘の「寝台列車」。
(・・・まぁ、「ゴロンとシート」はありますがw)
車内放送もないため、一層雰囲気がらしくなります(^~^)
ということで、僕はいつものごとく車内探訪!
もちろん、「ゴロンとシートレディース」には入れませんが、一通り通路を歩かせていただきました。
個室の様子は分かりませんけど、開放型B寝台にいらっしゃる方は、まだまだ寝ていない方が沢山!
お隣のボックスの方は友達同士のグループだと思
うんですが、青森駅からおしゃべりしっぱなしw
まだまだ寝台特急あけぼのの旅は続きます。
仁賀保駅は22時25分発という遅い時間なのに、ホームにはあけぼのを見送りに来ている人が沢山!
こちらでもお手製の横断幕を持っている人が!
鉄道ファンの皆さんだけでなく、地元にお住まいの方と思われる方が沢山いらっしゃいました。
仁賀保駅を出発し、しばらくすると車内が減灯。いよいよ車内も夜モードです。
22時30分も回りました。
いくら何でも、この先は時間が遅すぎるから鉄っちゃん以外見送りに来てないだろうと思ったんですよ。
外はまた雪が降ってきて、寒いんです。
ところが、次の象潟駅、雪が降ってるんですよ!なのに、これまた沢山の
人が、横断幕まで持って沢山の人が手を振ってくれて声も上げられて見送りに来られてるんですよ!
・・・ほんとにねぇ、うれしいなぁ、ありがたいなぁ(ノ´▽`)ノ
次の遊佐駅、予定より14分遅れの23時02分発です。23時回ってるんです。
このとき、僕は通路側の折りたたみ席に座っていたので、暗い対抗ホームしか見てなかったのですが、そこにも駅員さんと地元の方と思われる女性が手を振ってる!\(゜□゜)/
もしも~し!23時過ぎてますよ!遅い時間ですよ!!w
・・・もう、ここまで見送っていただけると、一乗客でしかない僕が言うのもおこがましいのですが、ほんとうに感動しました!
酒田駅。さすがに時間が遅いから・・・と思ったんですがね、カメラ持った方がまだまだいらっしゃるもの。
もちろん、こちらも鉄っちゃんだけでなく、地元の年配ご夫婦と思われる方までいらっしゃいました。
そうそう、話が前後してしまいますが、秋田車掌区から、今回ラストランに乗車された皆さんへと乗車記念シールが配られました。右の写真がそれですが、こういうのがほんとにうれしいですねぇ。
酒田駅を出発したところで、僕もとりあえず就寝準備。通路側にビデオカメラを設置し続けるわけにも行かないので、寝台側の窓にビデオカメラを付け替えてから洗面所に向かったのですが、これがまずかった><
設置の仕方が甘かったらしく、洗面所から戻ってきたらビデオカメラが落ちてる~!((>д<))
幸い、ビデオカメラは壊れてなかったのですが、酒田駅以降の映像が消えていました・・・。
がっかり。(´д`lll)
夜をもっと堪能したいという気持ちはあったのですが、やはり寝台列車で寝たいという願望もあり、ここはいつも両方の気持ちがあって葛藤するところ。
寝台の上段に上り、列車の心地よい揺れを感じながら寝そべっていると、車掌さんのしゃべる声が聞こえてきたり、強い雨(?)が天井を打つ音が聞こえてきたり・・・。
やはり、寝台列車は完全に横になれるので、気持ちよくて寝てしまうんです。次の朝のために腕時計のタイマーをセットしたあと、いつの間にか寝てしまってました。
次に目を覚ましたのは、高崎駅到着10分前。もちろんアラームに起こされてのことです。
いつもは7分間停車なのに、今回は10分間停車してくれる!
撮影チャンス!とばかりに、僕も着替えてホームに降り、撮影させていただきました。
高崎駅を過ぎると、あとの停車駅は大宮駅と終着上野駅の2駅のみ。
前回は、大宮駅までの間、もう一眠りしたのですが、今回はビデオカメラを再び通路側の窓に移し替え、通路の折りたたみ席で車窓を見届けることにしました。
高崎駅を出発したときの車窓はまだ薄暗く、大宮駅に近づくにつれ、だんだんと空が明るくなっていく様子が見て取れました。
大宮駅到着約20分前、再び車内アナウンスが始まりました。
列車はこの間に遅れを取り戻し、定刻どおり運行しているとのことでした。
大宮駅では沢山の人がカメラを持って待ち構えていましたが、その後上野駅まで、撮影の名所や駅のホームには同じように鉄道ファンが待ち構えていました。
しかし、ここでもそれだけではありません。
線路沿いの道路や家の裏庭から、
地元にお住まいの年配の方や女性の方が、こちらに向かって手を振る姿が何度も見受けられました。
ほんとに、寝台特急あけぼののラストランが、鉄道ファン以外の人にも関心を持たれているんだなぁと実感する出来事でした。
そんな寝台特急あけぼのの旅も、上野駅に近づき最後の車内アナウンス。
乗り換え案内のあと、車掌さんから12時間30分を超える旅を終えて幕を閉じる寝台特急あけぼのへの思いを話され、僕も目頭が熱くなりましたが、同じ車内で乗車されていた方の中には涙を流している方もいらっしゃいました。
終点に近づくにつれ速度を落としてゆっくり上野駅へ向かっていく寝台特急あけぼの。
もっと乗っていたいという気持ちはいつも思うことですが、同時に寝台特急をこのまま衰退させて良いのか?!って疑問を抱かざるをえませんでし
た。
終着、上野駅にはほぼ定刻どおりに到着した寝台特急あけぼの。
そのあと回送出発するまで、停車中の列車を撮影しようとしたんですが、さすがに人が多すぎて難しい!(x_x;)
ということで、ラストランのいつものパ
ターン、ビデオカメラを三脚に付けて一脚のように足を伸ばし、上から撮影。
寝台特急あけぼのは、大きな汽笛を鳴らして大勢が見送る中、13番ホームをあとにしました。
次々廃止となる寝台特急。
僕が旅行をするときは率先して「ブルートレイン」を利用してきたのですが、ここまで廃止されると旅行に行く選択肢がほんとになくなってきました。
北海道への新幹線延伸計画の影響を受け、トワイライトエクスプレスも来年3月に廃止予定。
北斗星やカシオペアも、青函トンネルの電圧が新幹線仕様に変われば通れなくなり、廃止されることが言われています。
スピードと効率化ばかりが追求され、新幹線が通れば在来線を第三セクター化して切り離し在来線特急も無くしてしまう。
地方への分散ではなく、ますます東京へ集中してしまう。
サービスを画一化し、利用者の多様なニーズには応えようとしない。
鉄道会社にとっては楽かもしれませんが、そんなつまらない列車を僕は旅行に使いたいとは思いません。
新幹線だって、昔は食堂車やビュッフェがあり、2階建て車両には食堂車やグリーン車個室があり、ひかりレールスターではいろんなタイプの座席が用意されており、おもしろかったものです。
今、JR九州が運行している「ななつ星」を契機に、JR西日本、東日本がクルージングトレインを計画しているようです。
確かに、それは1つの魅力ではあるのですが、あまりにも値段が高く定員も少ないので、思ったときに旅行することはできないでしょう。
しかも、それ自体がパックなので、自分でプランを組んで寄り道することができません。
魅力があっても、お金と時間に余裕がなければ利用できない列車です。
寝台特急あけぼのは、改めて寝台特急の旅がすばらしいことを記憶に残してくれました。
まだしばらく、多客期に臨時便として走らせるようですが、僕はこうした寝台列車を、「ブルートレイン」をいつまでも残して欲しいと感じずにはいられません。
この先、自分の思う旅がどれだけできるんだろう。
そんな不安を感じながら、今、札幌に向かう途中の寝台特急北斗星の中で記事を書いています・・・。
寝台特急あけぼの号、ほんとうにありがとう!
ちなみに、上野に着いたあとはお土産物を見て、のぞみ自由席で関西に向かい、ちょっと寄り道して帰宅したのですが、新幹線は書くことないので省略しますw
それでは最後に、3月14日(金)に青森駅を出発した上り寝台特急あけぼのの列車編成表を掲載します。
●2014年3月14日(金)、青森駅発上り寝台特急あけぼのの列車編成表
↑上野
牽引機 EF81 136(青森~長岡)
牽引機 EF64 1052(長岡~上野)
1号車 オハネフ24 23 ゴロンとシートレディース
2号車 オハネ24 7 開放型B寝台
3号車 オハネ24 51 開放型B寝台
4号車 オハネフ24 19 開放型B寝台
5号車 オハネ24 553 B寝台個室(ソロ)
6号車 オハネ24 555 B寝台個室(ソロ)
7号車 スロネ24 551 A寝台個室(シングルデラックス)
8号車 オハネフ24 8 ゴロンとシート
電源車 カニ24 112
↓青森
