和田岬線:DE10+64系客車
今回は少し古い写真を・・・。
和田岬線を運行していたDE10+64系客車です。
和田岬線は、JR兵庫駅~和田岬駅の2駅間を結ぶ山陽本線の支線で、乗客のほとんどが三菱重工業などへの通勤客なので、列車のダイヤも朝と夕方・夜に限られ、土曜・休日は朝・夕すらほとんど運休するという徹底ぶりです。
このような運行状況ですから、たった2駅間の支線でありながら、黒字路
線なんですね。
沿線には川崎重工業兵庫工場があり、新造列車が甲種輸送で運び出される路線でもあります。
神戸市街地でありながら、1990年9月30日まではDE10+64系客車が運行するという珍しい路線で、多くの
通勤客で混雑していたため、一部の車両を除いて座席のほとんどを撤去するという他に類を見ない客車が走っていたことで有名でした。
客車5両にDE10が両側に連結され、ピストン運行していたこの列車には「トンボ」という愛称が付けられ、鉄道ファンの間で親しまれていました。
1990年10月1日からは、キハ35形の気動車が後継車として運行するようになったのですが、そのとたんに車両トラブルが何度も発生していたことを覚えています。
この和田岬線、神戸市営地下鉄海岸線の開業に合わせて電化したた
め、現在では103系(スカイブルー)で運行されています。
ときおり、207系で運行されることもあるようですが、これは103系が車両検査に入ったりするときでしょうかね。
現在、神戸市では兵庫運河を中心にした再開発を計画しており、和田岬線の鉄橋が邪魔になるという理由で和田岬駅~川崎重工業への分岐点までを廃止することが求められています。
神戸市がJR西日本に要望しているのですが、僕は断じてこの悪行を許せません!
それは、①現在も多くの通勤客が利用している黒字路線である、②商店街など、地元住民の合意を得ていない、③兵庫運河再開発といった「箱もの大型開発」で地域が活性化するという考えは時代錯誤も甚だしい税金の無駄遣いである、というように、廃止する理由は全くないのです。
そしてなにより、1888年に敷設されて以降120年以上の歴史を持つ重要な路線を、くだらない理由で廃止することは、神戸市在住の鉄っちゃんとして断じて許せないのです!ヽ(`Д´)ノ
休みになると、わざわざこの路線を乗りに来る鉄道ファンの方もいらっしゃる和田岬線。
「トンボ」が再び走ることはありませんが、僕は今こそ神戸市とJR西日本に対して「和田岬線を廃止するな!」の声を上げていかなければ!と思っています。
さて、写真は全て1990年に撮影したものですが、この当時は日時などを記録していませんでしたので、正確な撮影日は不明です。
それでは最後に、僕が乗車した1990年、とある日の列車編成表を掲載します。
●1990年?月?日の列車編成表(日によって編成が変わっていたようです)
↑兵庫
機関車 DE10 1100
客 車 オハフ64 2
客 車 オハ64 3
客 車 オハ64 2
客 車 オハ64 1
客 車 オハ64 5
機関車 DE10 1053
↓和田岬
