9:37 翌日、一同が山を下りると、大勢の群衆がイエスを出迎えた。
9:38 そのとき、一人の男が群衆の中から大声で言った。「先生、どうかわたしの子を見てやってください。一人息子です。
9:39 悪霊が取りつくと、この子は突然叫びだします。悪霊はこの子にけいれんを起こさせて泡を吹かせ、さんざん苦しめて、なかなか離れません。
9:40 この霊を追い出してくださるようにお弟子たちに頼みましたが、できませんでした。」
9:41 イエスはお答えになった。「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまでわたしは、あなたがたと共にいて、あなたがたに我慢しなければならないのか。あなたの子供をここに連れて来なさい。」
9:42 その子が来る途中でも、悪霊は投げ倒し、引きつけさせた。イエスは汚れた霊を叱り、子供をいやして父親にお返しになった。
9:43 人々は皆、神の偉大さに心を打たれた。
弟子たちの力では悪霊を追い出せなかったことについて、イエス様は「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまでわたしは、あなたがたと共にいて、あなたがたに我慢しなければならないのか。」と嘆いておられる。
それは、イエス様が地上で人としての生涯をおくられたことについて述べられているのであろう。
イエス様も私たち人間と同じように我慢や忍耐を強いられたのであろう。
だから、十字架にかけられ、復活し、天に昇られるまでは、辛く厳しい日々を送られていたに違いない。
しかし、イエス様はこの地上での人としての歩みを全うされ、天に昇り、今や神の右の座についておられる。
そして、イエス様にできないことはない。
私たちはそう信じたいし、そう信じる。
イエス様は完全な勝利者である。
そのことを覚え、信じ、神をほめたたえつつ、歩んでいきたいものである。