ルカ 1:1 -2わたしたちの間で実現した事柄について、最初から目撃して御言葉のために働いた人々がわたしたちに伝えたとおりに、物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。
1:3 そこで、敬愛するテオフィロさま、わたしもすべての事を初めから詳しく調べていますので、順序正しく書いてあなたに献呈するのがよいと思いました。
1:4 お受けになった教えが確実なものであることを、よく分かっていただきたいのであります。
ルカ福音書の冒頭の個所には、この福音書を記録したと思われるルカによる動機と経緯について述べられている非常に貴重な証言が記されている。
おそらく、聖書の中でも珍しい証言の一つであろう。
聖書に記されていることが歴史的な事実であり、綿密に調べ、順序正しく書いたということは、単なる証言というよりも、記録でもある。
そもそも、聖書は全て同様の趣旨のもとに書かれているものであり、このルカ福音書だけが特別というわけでもない。
全てが事実であり、神は一人子なるキリストを世に遣わし、十字架の死と復活により、全ての人を救おうとされたのである。
その事実を前に、私たちはどう応じるべきか、一人一人の信仰が問われているのであろう。
私もテオフィロになったつもりで読んでみたい。