申命記 11:1 あなたは、あなたの神、主を愛し、その命令、掟、法および戒めを常に守りなさい。
11:2 あなたたちは、あなたたちの神、主の訓練を知ることも見ることもない子孫とは違うことを、今日知らねばならない。その大いなる御業、強い御手と伸ばされた御腕、
11:3 エジプトの中でエジプトの王ファラオとその全土に対してなさったしるしと御業、
11:4 エジプト軍、その馬と戦車に対してなさったこと、すなわち彼らがあなたたちを追撃して来たとき、主が彼らの上に葦の海の水を溢れさせて滅ぼし、今日に至っていること、
11:5 あなたたちがここに来るまで主が荒れ野でなさったこと、
11:6 また、ルベンの孫で、エリアブの子であるダタンとアビラムになさったこと、すなわち、大地が口を開けて、彼らとその家、その天幕、および全イスラエルの中で彼らと行を共にした者を皆、呑み込んだことなど、
11:7 主のなさった大いなる御業をすべて、あなたたちは自分の目で見てきた。
11:8 あなたたちは、わたしが今日命じるすべての戒めを守りなさい。こうして、あなたたちは勇ましくなり、川を渡って、得ようとしている土地に首尾よく入り、それを得ることができる。
11:9 こうして、主があなたたちの先祖に、彼らとその子孫に与えると誓われた土地、すなわち乳と蜜の流れる土地で、あなたたちは長く生きることができる。
11:10 あなたが入って行って得ようとしている土地は、あなたたちが出て来たエジプトの土地とは違う。そこでは種を蒔くと、野菜畑のように、自分の足で水をやる必要があった。
11:11 あなたたちが渡って行って得ようとする土地は、山も谷もある土地で、天から降る雨で潤されている。
11:12 それは、あなたの神、主が御心にかけ、あなたの神、主が年の初めから年の終わりまで、常に目を注いでおられる土地である。
主なる神様がイスラエルに与えようとされた土地は、エジプトの平地のように、自分の足で水をやる必要がなく、山と谷もある土地で、自然の恵みに満ちた土地であった。
以前暮らしていた蒜山の地は、敷地のそばを小川が流れ、ほぼ一年を通して、水量が変わることがないばかりか、少々強めの風が吹くと、山にあたった空気が冷やされて雲となり、庭や畑に水をやるといったことをあまり考えなくても良いくらいに、適度に雨が降る。
まさに、約束の地のようなところであったと思う。(もっとも、冬の寒さは相当厳しいのだが…)
一方、現在暮らしている倉敷の町は、非常に雨の少ない、ほぼ真っ平の土地であり、あちこちに用水路が張り巡らされていて、先人の方々の生活のご苦労の一端を垣間見ることができる。おそらく、用水路の水も、遠く、高梁川から水を引いているのであろう。かろうじて、年中水が絶えない程度に少量の水が流れているが、その水をひしゃくをもって畑にまくと言う作業を繰り返さなければならないのである。
最近、蒜山の空でにわかに湧き上る雲や、突然の夕立などが懐かしく感じられることがある。
毎日毎日、カンカン照りの日差しが照り付ける都会の暮らしに嫌気をさしている方には、時には壮大な大自然の中に身を置いて、神様の豊かな恵みに思いを巡らしてみるのもいいかもしれない。
神がどのような恵みをもって私たちを生かそうとしておられるのかが見えてくることだろう。