ルカ22:24 また、使徒たちの間に、自分たちのうちでだれがいちばん偉いだろうか、という議論も起こった。
22:25 そこで、イエスは言われた。「異邦人の間では、王が民を支配し、民の上に権力を振るう者が守護者と呼ばれている。
22:26 しかし、あなたがたはそれではいけない。あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。
22:27 食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。しかし、わたしはあなたがたの中で、いわば給仕する者である。
22:28 あなたがたは、わたしが種々の試練に遭ったとき、絶えずわたしと一緒に踏みとどまってくれた。
22:29 だから、わたしの父がわたしに支配権をゆだねてくださったように、わたしもあなたがたにそれをゆだねる。
22:30 あなたがたは、わたしの国でわたしの食事の席に着いて飲み食いを共にし、王座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。」
人の体は、全て、食べ物によって出来ている。
だから、体の健康は、何を食べたかによって決まってくる。
体が健康なら、精神的にも健康になるし、食べ物によってその人の人生も大きく変わってくる可能性があると言えるだろう。
そんな人生において重要な食べ物について、給仕する人に全て任せているということは、給仕する人の手の内に自分の人生を委ねていることになり、つまり、コントロール(支配)されていると言える。
もし夫が自分は家族の中で一番偉い人だと思って食事を全て妻に任せているなら、亭主関白のように見えて、実はそうではない。
夫の食事を準備する妻のほうが偉いのだ。
イエス様の御言葉は、そのようにも聞こえてくる。
とあるネットの記事で、就職活動中の大学生が面接に出かけた会社のトイレで、トイレ掃除をしている女性に向かって「こんな仕事だけはしたくない」と言ったところ、たまたまそのトイレにその会社の社長さんがいて、それ以来、その大学生がそこに来ることはなかったと言う話が紹介されていた。
人が嫌がる仕事、人がやりたがらない仕事、をれを誰かがしてくれているから社会は回っている。
そういう仕事を引き受けてくれる人こそ、本当は偉い。
そしてイエス様こそが誰も引き受けたくない仕事、罪人の身代わりとなって、いけにえの犠牲となって十字架で死なれるという務めを担って下さったお方。
この方のおかげで、私たちが滅びないでいられるという幸いを覚えたいものである。