出エジプト8章12~28節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

出エジプト8:12 主はモーセに言われた。「アロンに言いなさい。『杖を差し伸べて土の塵を打ち、ぶよにさせてエジプト全土に及ぼせ』と。」
8:13 彼らは言われたとおりにし、アロンが杖を持った手を差し伸べ土の塵を打つと、土の塵はすべてぶよとなり、エジプト全土に広がって人と家畜を襲った。
8:14 魔術師も秘術を用いて同じようにぶよを出そうとしたが、できなかった。ぶよが人と家畜を襲ったので、
8:15 魔術師はファラオに、「これは神の指の働きでございます」と言ったが、ファラオの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞かなかった。主が仰せになったとおりである。
8:16 主はモーセに言われた。「明朝早く起きて、水辺に下りて来るファラオを出迎えて、彼に言いなさい。主はこう言われた。『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。
8:17 もしあなたがわたしの民を去らせないならば、見よ、わたしはあなたとあなたの家臣とあなたの民とあなたの家にあぶを送る。エジプトの人家にも人が働いている畑地にもあぶが満ちるであろう。
8:18 しかし、その日、わたしはわたしの民の住むゴシェン地方を区別し、そこにあぶを入り込ませない。あなたはこうして、主なるわたしがこの地のただ中にいることを知るようになる。
8:19 わたしは、わたしの民をあなたの民から区別して贖う。明日、このしるしが起こる』と。」
8:20 主がそのとおり行われたので、あぶの大群がファラオの王宮や家臣の家に入り、エジプトの全土に及んだ。国はあぶのゆえに荒れ果てた。
8:21 ファラオがモーセとアロンを呼び寄せて、「行って、あなたたちの神にこの国の中で犠牲をささげるがよい」と言うと、
8:22 モーセは答えた。「そうすることはできません。我々の神、主にささげる犠牲は、エジプト人のいとうものです。もし、彼らの前でエジプト人のいとうものをささげれば、我々を石で打ち殺すのではありませんか。
8:23 我々の神、主に犠牲をささげるには、神が命じられたように、三日の道のりを荒れ野に入らねばなりません。」
8:24 ファラオが、「よし、わたしはあなたたちを去らせる。荒れ野であなたたちの神、主に犠牲をささげるがよい。ただし、あまり遠くへ行ってはならない。わたしのためにも祈願してくれ」と言うと、
8:25 モーセは答えた。「では、あなたのもとから退出しましたら、早速主に祈願しましょう。明日になれば、あぶはファラオとその家臣と民の間から飛び去るでしょう。ただ、二度と、主に犠牲をささげるために民を去らせないなどと言って、我々を欺かないでください。」
8:26 モーセはファラオのもとから退出すると、主に祈願した。
8:27 主はモーセの願いどおりにされ、あぶはファラオと家臣と民の間からすべて飛び去り、一匹も残らなかった。
8:28 しかし、ファラオは今度もまた心を頑迷にして民を去らせなかった。

モーセは引き続き、杖を用いてエジプトにあぶを送ることで災いをもたらそうとするのであるが、さすがに今回はエジプトの魔術師たちにも同じことは出来なかったようである。
このため、エジプトの魔術師たちは「これは神の指の働きでございます」と言って、もはや彼らに太刀打ちできないことを認めているのである。
このため、エジプトの王ファラオも、一旦はイスラエルを立ち去らせることを認めようとするのであるが、モーセが祈って災いをおさめると、たちまちファラオは翻意し、イスラエルを去らせる事を許さなかったのである。

結局、何も現状は変わっていないのかもしれない。
けれど、少しずつではあるが、幾つか兆しは見えている。
たとえば、エジプトの魔術師たちには、もはや同じことが出来なかったということ、そして、翻意したものの、一旦はファラオもイスラエルを去らせる事を許可しようとしたことである。
なかなか一気に全てが解決しないこともあるが、徐々にではあるが、快方へ向かっているということがある。
状況が良くなりかけて、再び元の悪い状態に戻ってしまう時、私たちは、かなり落ち込んでしまうこともあるが、一進一退を繰り返しながらも、少しずつ少しずつ前へ進んでいることは確かなのである。

今日は節分、明日は立春ということもあり、もう間もなく、暖かい春がやってくる。
しかし、三寒四温との言葉もある通り、なかなか一気に春は訪れないが、確実に近づいていることは確かである。
神の国も同じことが言えるのかもしれない。
神の時は近づいているのか、遠のいているのか、私たちにはよく分からないように見えても、確実に神の時は近づいている。
その時を待ち望みながら、一進一退、三寒四温(?)七転び八起き(笑)前に向かって一歩一歩進めて行けたらと思う。