ルカ10:17 七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。「主よ、お名前を使うと、悪霊さえもわたしたちに屈服します。」
10:18 イエスは言われた。「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。
10:19 蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。
10:20 しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」
主の御名を用いることで、力ある業が行えたらなあと思う時もある。
けれど、昨日の日課の箇所にもあるとおり、私たちは、私に対して悪を行う者にさえ、赦すことも、諭すことも、ましてや悔い改めてイエス様を信じさせようとすることもなかなかできない。
できることは、信じる者どうしが集まって共に祈ることくらい。
でも、実はそれが最も素晴らしい働きなのだ。
なにもできないかもしれない。けれど、救われていることの喜び、そして、それが主イエス様の十字架によるがゆえに与えられる揺ぎ無い平安をいつも心に覚えていたいものである。