列王記下14章1~22節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

列王記下14:1 イスラエルの王、ヨアハズの子ヨアシュの治世第二年に、ユダの王ヨアシュの子アマツヤが王となった。
14:2 彼は二十五歳で王となり、二十九年間エルサレムで王位にあった。その母は名をヨアダンといい、エルサレムの出身であった。
14:3 彼は父祖ダビデほどではなかったが、父ヨアシュが行ったように、主の目にかなう正しいことをことごとく行った。
14:4 ただ聖なる高台は取り除かず、民は依然として聖なる高台でいけにえを屠り、香をたいていた。
14:5 彼は国を掌握すると、父ヨアシュ王を殺害した家臣たちを打ち殺した。
14:6 しかし、モーセの律法の書に記されているところに従い、殺害者の子供たちは殺さなかった。主がこう命じておられるからである。「父は子のゆえに死に定められず、子は父のゆえに死に定められない。人は、それぞれ自分の罪のゆえに死に定められる。」
14:7 アマツヤは塩の谷で一万人のエドム人を打ち、セラを攻め落とし、その名をヨクテエルと名付けた。こうしてそれは今日に至っている。
14:8 次いでアマツヤは、イスラエルの王、イエフの孫でヨアハズの子であるヨアシュに使者を遣わし、「来るがよい、戦いを交えよう」と言わせた。
14:9 だが、イスラエルの王ヨアシュは、ユダの王アマツヤに次のような返事を送った。「レバノンのあざみがレバノンの杉に、『あなたの娘をわたしの息子の嫁にくれ』と申し込んだが、レバノンの野の獣が通りかかって、あざみを踏み倒してしまった。
14:10 あなたはエドムを打ち破って思い上がっている。その栄誉に満足して家にとどまっているがよい。なぜ挑発して災いを招き、あなただけでなく、ユダも一緒に倒れるようなことをするのか。」
14:11 しかし、アマツヤはこれを聞き入れなかった。イスラエルの王ヨアシュは上って来て、ユダのベト・シェメシュでユダの王アマツヤと戦いを交えた。
14:12 その結果、ユダはイスラエルに惨敗し、兵はおのおのその天幕に逃げ帰ってしまった。
14:13 イスラエルの王ヨアシュはベト・シェメシュで、アハズヤの孫でヨアシュの子であるユダの王アマツヤを捕らえ、エルサレムに来て、その城壁をエフライムの門から角の門まで四百アンマにわたって破壊した。
14:14 また彼は、主の神殿と王宮の宝物庫にあるすべての金と銀、祭具および人質を取って、サマリアに凱旋した。
14:15 ヨアシュの成し遂げた他の事績、ユダの王アマツヤと戦った功績については、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。
14:16 ヨアシュは先祖と共に眠りにつき、イスラエルの王たちと共にサマリアに葬られた。その息子ヤロブアムがヨアシュに代わって王となった。
14:17 ユダの王、ヨアシュの子アマツヤは、イスラエルの王、ヨアハズの子ヨアシュの死後、なお十五年生き永らえた。
14:18 アマツヤの他の事績は、『ユダの王の歴代誌』に記されている。
14:19 彼に対する謀反がエルサレムで企てられたため、彼はラキシュに逃れたが、ラキシュに送られた追っ手によって殺された。
14:20 その遺体は馬に乗せてエルサレムに運ばれ、ダビデの町に先祖と共に葬られた。
14:21 ユダのすべての民は当時十六歳であったアザルヤを選び、父アマツヤの代わりに王とした。
14:22 アマツヤが先祖と共に眠りについた後、彼はエイラトの町を再建して、ユダに復帰させた。

ユダの王アマツヤは、父ヨアシュが行ったように主の目に適うことをことごとく行ったと記されている。
しかし、その一方で、彼は自分の力を慢心し、同族の北イスラエルに攻め込むことを企てたのである。
その思いが、北イスラエルを改心させ、真の神を礼拝させるために支配しようとしたのか、あるいは、ただ単に、北イスラエルをも自分の支配下に置こうとしただけななのか定かではないが、いずれにしても、彼の思い上がった行動は、南ユダ王国の惨敗という形となるのである。

私たちも、これが神の御心に適うことを確信を持って事に臨むことは多々ある。
けれど、果たしてそれを私がなすべきことなのか、あるいは、そこに全く不順な動機を挟む余地がないかどうか、よくよく吟味する必要があろう。
そして、本当にそれをすることが正しいのか。
神の御心を求めていくことはとても難しい。
けれど「主よ、もし間違っているのなら、途中で止めて下さい。私の思いではなく、あなたの御心のままに」との思いで事に当たるのであれば、そこに慢心は存在しないし、謙遜な姿勢で臨むことができよう。

マルコ14:33 そして、ペトロ、ヤコブ、ヨハネを伴われたが、イエスはひどく恐れてもだえ始め、
14:34 彼らに言われた。「わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、目を覚ましていなさい。」
14:35 少し進んで行って地面にひれ伏し、できることなら、この苦しみの時が自分から過ぎ去るようにと祈り、
14:36 こう言われた。「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」

御心とは、かくのごとく、できることなら避けたいと思うような事の中にあるのかもしれない。
しかし、その背後に、本当の幸いがあることを覚えたい。