ダニエル2:17 ダニエルは家に帰り、仲間のハナンヤ、ミシャエル、アザルヤに事情を説明した。
2:18 そして、他のバビロンの賢者と共に殺されることのないよう、天の神に憐れみを願い、その夢の秘密を求めて祈った。
2:19 すると、夜の幻によってその秘密がダニエルに明かされた。ダニエルは天の神をたたえ、
2:20 こう祈った。「神の御名をたたえよ、世々とこしえに。知恵と力は神のもの。
2:21 神は時を移し、季節を変え王を退け、王を立て知者に知恵を、識者に知識を与えられる。
2:22 奥義と秘義を現し闇にひそむものを知り光は御もとに宿る。
2:23 わたしの父祖の神よ、感謝と賛美をささげます。知恵と力をわたしに授け今、願いをかなえ王の望むことを知らせてくださいました。」
2:24 それから、ダニエルはバビロンの知者皆殺しの命を受けていたアルヨクのもとに行って、こう言った。「バビロンの知者を殺さないでください。わたしを王様のもとに連れて行ってくだされば、王様に解釈を申し上げます。」
夢の解き明かしをしなければ、みな殺してしまえと命じるような横暴な王にも、主なる神様が何らかの意図を持って働きかけているということをダニエルは知っていたのであろう。
21節の御言葉は、それを示しているといえる。
私たちも、自分に気に入らない人、立場の違う人、横暴な振る舞いをする人を、どうしても悪人扱いし、神の恵みがその人に及ぶようになることを祈ろうとはしないもの。
しかし、ダニエルは冷静に物事を見つめ、この世界とすべてのものを創られた神の意図を探りながら、注意深く、自分の取るべき行動を見定めようとしている。
そのような歩みを保つために必要なことは、やはり「祈り」である。
まず「祈り」からはじめ、そこから行動に移していく。
そのような歩みを続けて行きたいものである。