ルカ8:26 一行は、ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。
8:27 イエスが陸に上がられると、この町の者で、悪霊に取りつかれている男がやって来た。この男は長い間、衣服を身に着けず、家に住まないで墓場を住まいとしていた。
8:28 イエスを見ると、わめきながらひれ伏し、大声で言った。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。頼むから苦しめないでほしい。」
8:29 イエスが、汚れた霊に男から出るように命じられたからである。この人は何回も汚れた霊に取りつかれたので、鎖でつながれ、足枷をはめられて監視されていたが、それを引きちぎっては、悪霊によって荒れ野へと駆り立てられていた。
悪霊にとりつかれていた男は、イエス様を見るなり、わめきながら「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。頼むから苦しめないでほしい。」と訴えています。
この言葉は、明らかに悪霊の語る言葉であり、この男の人の本心ではなかったと言えるでしょう。
彼らは、イエス様が自分たちを滅ぼすことのできるお方であるということを、よく知っていたのです。
では、この男の人の本心はどうであったか。
もちろん「頼むから、なんとかして助けてくれ」というものであったはず。
しかし、その助けを求める言葉を表に出させないように、悪霊の力が働いて彼を苦しめていたのでしょう。
この世の多くの人々は、この事実に気がついていないのかもしれません。
いえ、気がつかないようにするために悪霊が働いているのかもしれません。
彼らはよく知っています。イエス様に悪霊を完全に滅ぼすことのできる力があることを。
ですから、私たちは声を大にして、「主イエス・キリストこそ真の救い主、主の御名によって全ての悪よ、滅ぼされよ」と宣言できるように、私たちの信仰も、勝利の主をほめたたえるものとなりますように導いていただきたいものです。
明日からアドベント。
主よ、この地にみ国を来たらせたまえ。アーメン。