列王記下11:1 アハズヤの母アタルヤは息子が死んだのを見て、直ちに王族をすべて滅ぼそうとした。
11:2 しかし、ヨラム王の娘で、アハズヤの姉妹であるヨシェバが、アハズヤの子ヨアシュを抱き、殺されようとしている王子たちの中からひそかに連れ出し、乳母と共に寝具の部屋に入れておいた。人々はヨアシュをアタルヤからかくまい、彼は殺されずに済んだ。
11:3 こうして、アタルヤが国を支配していた六年の間、ヨアシュは乳母と共に主の神殿に隠れていた。
南北両王国の王を殺害して、新しく北イスラエルの王となったイエフ。残虐非道なまでに、彼らの子孫をことどく殺害していきます。
しかし、そのような異常事態につけこんで、なんと、南ユダの殺されたアハズヤ王の母親アタルヤまでもが、自ら南ユダの王に君臨するため、殺された王の子供たちを殺害しようとするのです。
なんともひどい話です。
現代でも、自分勝手な親が、自分の都合で自分の子供を殺害したりする悲しい事件のニュースを聞くことがあります。どんな理由があるにせよ、あってはならないことだと思います。
ましてや、アタルヤの場合、自分の孫なのです。きっと、世のおじいちゃん、おばあちゃんが聞いたら、赦せない思いで一杯になるのではないでしょうか。
そんな中、アハズヤの姉妹ヨシェバは、アハズヤの子ヨアシュを乳母とともに盗み出し、6年の間、主の宮に預けて、ヨアシュを育てさせます。
きっと、ヨアシュは祭司ヨヤダのもとで、宗教的英才教育を受けていたものと思われます。
残虐非道な肉親のもとで育てられるより、血のつながりはなくても、常に神様の御許で暮らしていけることのほうが幸いなのかもしれません。
とにかく、一人の親として、自分の都合で子供たちの人生を奪うようなことだけはしたくないですね。
神様の恵みの中で、子供たちが、安らかに、健やかに成長していくことができますように。